金沢の観光スポットまとめ。歴史や文化に触れることができる8つの名所
石川県 金沢 観光公開日 : 2020年07月23日 | [更新日] 2025年03月01日
金沢の歴史と文化に触れることができるスポットをご紹介します。
由緒ある風情を残し、加賀百万石として栄えた古都は、四季折々に違った風景を見せてくれます。
古都の街並みに一歩足を踏み入れると、まるでタイムスリップしたかのような気分になります。
京都や奈良とはまた違った魅力があります。
歴史ロマンを求めるのも、地元の名産品を買い求めるのも、あなた次第!
お好きなように楽しんでくださいね!
金沢の観光スポット①「もてなしドーム」
金沢駅に最初に到着すると、金沢駅東口前に突如として現れるドームのその美しさに驚かされます。
雨傘をイメージしたおもてなしの心を表現したガラスドームと、その前には伝統芸能で使われる鼓(つづみ)をイメージした鼓門がお出迎えしてくれます。
2005年に完成したガラスドームは「もてなしドーム」と名付けられ、現在では金沢のシンボルとなっています。
駅を降りる人に傘を差し出す「おもてなし」をコンセプトに建てられました。
まさに新しい観光地のようです。ちなみに、反対側の出口である西口では、様々なイベントが開催されていますので、こちらも要チェックです。
もてなしドームの基本情報
住所:〒920-0858 石川県金沢市木ノ新保町1-1
アクセス:JR金沢駅兼六園口(東口)から徒歩すぐ
公式サイト:Facebookページ
金沢駅のバリアフリー情報
・改札内エレベーターあり
・車椅子、オストメイト対応のトイレあり
(引用:JRおでかけネット)
金沢の観光スポット②風情あふれる「ひがし茶屋街」
金沢駅からバスやタクシーで10~12分ほどの場所にあるひがし茶屋街は、金沢三茶街のひとつとして有名です。
金箔や加賀友禅の工芸品を扱うお土産屋さんや、お抹茶や和菓子が楽しめるお茶屋さんなど、出羽地地区の風情ある建物が立ち並ぶ観光地です。
老舗の茶屋で一休みしても、お土産屋さん巡りをしても、茶屋街を散策しても、すぐに歴史の世界へと連れて行ってくれます。
国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されているスポット。
このエリアに並ぶ町家は、江戸時代から明治時代にかけて建てられたもので、このような茶屋造りの家は全国的にも非常に珍しいものです。
まさに小京都の風情ある町家です。
また、茶屋「志摩」は国の重要文化財に指定されています。
ひがし茶屋街
・住所: 石川県金沢市東山1
・アクセス:(車の場合)金沢駅から約10分、金沢東IC・金沢森本ICから約15分、金沢西ICから約25分
(公共交通機関の場合)城下まち金沢周遊バス・北陸鉄道路線バス・西日本JRバス「橋場町」バス停から徒歩約5分
金沢ふらっとバス材木ルート「浅野川大橋」バス停から徒歩約5分
ひがし茶屋街のバリアフリー情報
・施設内は段差が多く、車いすで観覧することは難しいですが、観光ボランティアガイドまいどさんが常駐し、ひがし茶屋街界隈のガイドも行っています。
・貸し出し用の車椅子あり
(引用:全国バリアフリー旅行情報)
金沢の観光スポット③日本三大名園の一つ「兼六園」
金沢を代表する名園「兼六園」は、ひがし茶屋街からバスやタクシーで約5分のところにあります。
四季折々の自然を満喫できる散策路で庭園の美しさを楽しむことができますが、歴史的建造物の数々に息を呑むこと間違いありません。
特に「琴似灯籠」や「根上松」は必見です。
時雨亭で抹茶を食べたり、日本最古の噴水を眺めたりと、楽しみ方はいろいろ。
自分なりの楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。
日本の特別名勝に指定されている日本庭園。
岡山県岡山市の後楽園、茨城県水戸市の偕楽園とともに「日本三名園」と呼ばれています。
江戸時代に加賀藩5代藩主前田綱紀が「蓮池亭」と呼ばれる庭園を造ったのが起源と言われています。
四季折々の景色も美しいですが、特に冬の「雪吊り」は金沢の風物詩となっています。
兼六園
・住所: 石川県金沢市兼六町1
・アクセス:
路線バス
金沢駅―兼六園下下車―金沢城公園(石川門口)・兼六園(桂坂口)
金沢駅―広坂下車―金沢城公園(玉泉院丸口)・兼六園(真弓坂口)
金沢駅―出羽町下車―兼六園(小立野口)
その他バス
兼六園シャトルバス、レトロバス「城下まち金沢周遊」号など・入場料:大人(18歳以上) 320円、小人(6歳~18歳未満) 100円
・公式サイト:http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/
兼六園のバリアフリー情報
兼六園の車いす貸出について
桂坂料金所、蓮池門料金所、小立野料金所、随身坂料金所に貸出用の車いすをご用意しています。金沢城公園の車いす貸出について
石川門休憩所、玉泉院丸休憩所、管理事務所に貸出用の車いすをご用意しています。
(引用:兼六園めぐり)
金沢の観光スポット④石川県観光物産館
兼六園の下にある「石川県観光物産館」では、金沢の特産品の展示・販売のほか、和菓子や伝統工芸品を作る体験教室などが楽しめます。
お土産を買いたい人も、伝統工芸に触れたい人も、金沢の魅力を堪能できます。
兼六園の北側、金沢城公園の東側に位置しているので、金沢観光のついでに気軽に立ち寄れるのも魅力の一つです。
金沢でもトップクラスと言われる老舗の伝統工芸品やお菓子がたくさんあり、とても魅力的です。
ランチはもちろん、お茶屋さんやお寿司屋さんが開放されているカフェもあります。
石川県観光物産館
・住所: 石川県金沢市兼六町2-20
・アクセス: 金沢森本インターから金沢外環状道路(山側幹線)利用で約15分。
金沢西インターから県道利用で約20分。
JR金沢駅より北鉄バス利用約20分、「兼六園下・金沢城」バス停下車。徒歩約1分。兼六園シャトルが便利です。
・公式サイト: https://kanazawa-kankou.jp/access/
石川県観光物産館のバリアフリー情報
・車いす貸出あり
・エレベーターあり
・車いす対応トイレあり
金沢の観光スポット⑤歴史を深く刻む舞台「金沢城公園」
加賀藩の居城であった金沢城跡に造られた都市公園です。
園内には、木造の城郭建築を復元した「五十間長屋」や「菱櫓」、「橋爪門櫓」などの歴史的建造物を見ることができます。
加賀百万石の時代にタイムスリップしたような気分になれるかも!?
夜の城跡も幻想的です。
城址は国の史跡に指定されており、石川門、三十間長屋、鶴丸倉庫は国の重要文化財に指定されています。
元々は本願寺の金沢御堂が立っていました。
お寺といっても、空堀や柵が設置されていて、お城そのもののようにも見えます。
金沢城公園
・住所: 石川県金沢市丸の内1-1
・電話番号: 076-234-3800
・アクセス: 金沢駅―兼六園下下車―金沢城公園(石川門口)、金沢駅―広坂下車―金沢城公園(玉泉院丸口)
・公式サイト: http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/
金沢城公園のバリアフリー情報
・石川門休憩所、玉泉院丸休憩所、管理事務所に貸出用の車いすをご用意しています。
・身障者駐車場の場所
管理者専用出入口である甚右衛門坂口から入ったお宮広場と玉泉院丸入口にスペースを確保してあります。
・利用方法
ご利用される場合は、あらかじめ管理事務所(076-234-3800)に連絡願います。
(引用:兼六園めぐり)
金沢の観光スポット⑥金沢21世紀美術館
全国的にも知名度が高く、オープン以来多くの人が訪れる金沢21世紀美術館。
従来の美術館のイメージを打ち破る斬新なデザインと想像力豊かなアートに目がくらむこと間違いなしです。
有料ゾーンのほか、気まぐれで立ち寄れる無料の展示ゾーンも多数用意されています。
その名の通り、現代美術に特化した美術館です。
魅力的な作品の数々の中でも、上の写真のプールは美術館の醍醐味です。
金沢21世紀美術館
・住所: 石川県金沢市広坂1-2-1
・電話番号: Tel:076-220-2800 (代表)
・アクセス: 路線バス:JR金沢駅バスターミナル 兼六園口(東口)3番、6番乗り場よりバスにて約10分「広坂・21世紀美術館」にて下車すぐ。
兼六園口8~10番乗り場よりバスにて約10分「香林坊(アトリオ前)」下車、徒歩約5分。
兼六園シャトル:JR金沢駅バスターミナル東口6番乗り場から約10分「広坂・21世紀美術館」にて下車すぐ
タクシー:JR金沢駅東口タクシー乗り場から約10分
・公式サイト: https://www.kanazawa21.jp/
金沢21世紀美術館のバリアフリー情報
金沢21世紀美術館は、全館バリアフリーのため、安心してご観覧いただけます。
身体障がい者用の駐車場は、美術館側に地下1階、地下2階それぞれ2台ご用意しています。
身体障がい者補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)は入館可能です。
(引用:金沢21世紀美術館ホームページ)
金沢の観光スポット⑦長町武家屋敷跡
旧武家屋敷周辺では、屋敷の横を運河が流れ、土塀に囲まれた家並みなど、封建時代の面影をそのまま楽しむことができます。
当時の武士や足軽の生活を垣間見ることができ、美しい庭園や封建時代の面影を残す建物や街並みを楽しむことができます。
趣のある街並みの中で、当時の人々の暮らしぶりを想像してみませんか?
加賀藩の上・中流武士の武家屋敷が立ち並ぶエリアです。
土塀や石畳の屋敷は、封建時代の雰囲気を感じさせます。
金沢といえば、雪や雨が降ることが多く、土壁には雪や雨によるひび割れを防ぐために「こも」を塗っていました。
ちなみに「こも」とは、竹竿に布のように編んだ藁が取り付けられたものを指します。
長町武家屋敷跡
・住所: 石川県金沢市長町
・電話番号: 076-232-5555(金沢市観光協会)
・アクセス: 城下まち金沢周遊バス・兼六園シャトル・北陸鉄道路線バス・西日本JRバス「香林坊」バス停から徒歩約5分
まちバス「香林坊大和・アトリオ」「香林坊東急スクエア・日銀前」バス停から徒歩約5分
金沢ふらっとバス長町ルート「長町武家屋敷跡」バス停からすぐ
車の場合、金沢駅から約10分。金沢西ICから約15分、金沢東IC・金沢森本ICから約20分
・公式サイト: 長町武家屋敷跡
長町武家屋敷跡のバリアフリー情報
・車いす貸出(無料)あり
・車いす対応トイレ1箇所
(引用:全国バリアフリー旅行情報)
金沢の観光スポット⑧近江町市場
「金沢の台所」として知られる近江町市場は、金沢近海で獲れた新鮮な魚介類や加賀野菜などを中心に、様々なお店が軒を並べて販売する昔ながらの市場です。
観光客だけでなく地元の人にも愛されている市場で、安くて美味しい加賀名物がたくさんありますよ!
約300年の長い歴史を持つ活気あふれる市場で旬の食材を手に入れましょう。
加賀藩の前田氏の居場所として非常に栄えていたようです。
滋賀ではなく近江?と不思議に思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、この市場は、近江の商人が立ち上げたことに由来すると言われています。
地元の人だけでなく、観光地としても大人気の市場です。
近江町市場
・住所: 石川県金沢市上近江町50
・電話番号: 076-231-1462
・アクセス: JR金沢駅から徒歩15分。バスは東口から6番~9番の北陸鉄道または、まちバスに乗って下さい。「武蔵ヶ辻」で降りると目の前が近江町市場です。
・公式サイト: https://ohmicho-ichiba.com/
近江町市場のバリアフリー情報
近江町いちば館内バリアフリー対応
(引用:金沢旅物語)
金沢の観光スポットまとめ
春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々の美しい街並みが印象的な金沢。
だからこそ、リピーターが多いのです。
散策したり、海の幸や和菓子などの名物を食べたり、のんびりとした時間を過ごしていただきたいと思います。
何度来ても変わらない、変化し続ける美味しさに出会えるはずです。
金沢に観光に行かれる際には、ぜひ参考にしていただければ幸いです。