熊本城観光の見どころ5選。天守閣は2つある?
熊本県 観光公開日 : 2020年10月08日 | [更新日] 2024年09月01日
熊本城は、九州の中でも外せない観光スポットの一つ。
黒い外壁が印象的で、クールなイメージを与えてくれます。
全国の「好きな天守閣」ランキングでも常に上位にランクインするほどの人気ぶり。
2007年に400年前に建てられた歴史ある場所でもあります。
日本からの観光客や修学旅行生、さらには海外からの観光客で賑わっています。
熊本城観光1.天守閣
中でも人気なのが天守閣です。
天守閣の内部は現在「熊本博物館分館」となっており、西南戦争に関する展示物を見ることができます。
最上階は展望台になっており、遠くに阿蘇の山々や熊本の街並みを眺めることができます。
原因不明の火災で焼失
この天守閣は、南北戦争中に原因不明の火災で焼失しました。
しかし、その後、当時の資料をもとに1960年に忠実に再建されました。
2つの天守
天守閣は大天守と小天守の2つの天守閣で構成されています。
大天守は戦闘に備えるためのもので、小天守は居住用に設計されており、最悪の場合、小天守は包囲網の天守として使用することができます。
熊本城観光2.宇土櫓(うとやぐら)
2つの天守閣は再建されましたが、宇土櫓は幸いにも焼失を免れました。
したがって、400年以上の歴史を持つ正真正銘の「国の重要文化財」です。
お城に詳しくない人には「天守閣かな?と思うかもしれませんが、これは「やぐら」です。
地上20mの石垣の滑らかな曲線と、宇土櫓の組み合わせは、見ているだけで圧倒されますよ。
内部は地下1階+5階建てで、中にも入ることができます。
床のきしむ音が聞こえ、築400年の木のぬくもりを感じることができます。
天守閣に比べて見落としている人も多いようですが、歴史的にも貴重な建物なので、ぜひ中に入ってみてください。
熊本城観光3.二様の石垣(にようのいしがき)
熊本城は「武者返し」や「扇の勾配」と呼ばれる見事な石垣で知られています。
このお城の見どころの一つが「二様の石垣」です。
隅石の積み方の違いを一度に見ることができる場所として有名です。
右側は加藤清正の時代に築城されたもので、
左側は後の細川時代に「算木積み(さんぎづみ)」と呼ばれる新工法で急角度に築かれたものです。
熊本城観光4.闇り御門(くらがりごもん)
熊本城の本丸御殿は2つの石垣の上に築かれていたので、地下通路が正式な本丸大御殿の入り口となっていました。
これが本丸大御殿への地下通路「闇り御門」です。
石垣を支える大きな柱の列と天井の太い梁に圧倒されます。
このような地下道を持つ御殿建築は全国的にもあまり例がないので、こちらも見逃せない見どころです。
熊本城観光5.長塀(ながべい)
最後にご紹介するのは、熊本城に入らなくても見られる長塀です。
全長242mの長塀は、熊本城の南側を流れる坪井川に沿って走っています。日本一長い塀建築で、重要文化財に指定されています。
この長い塀と川の間を自由に歩くことができます。
特に桜が咲いている時期は見ごたえがありますよ。
熊本城の基本情報
・住所: 熊本県熊本市中央区本丸1−1
・アクセス: 交通センターから徒歩5分、花畑町電停から徒歩5分、
熊本城・市役所前電停から徒歩3分
※近くに駐車場あります(二の丸駐車場、有料、2時間200円)
・営業時間: 3月~11月 8時30分~17時30分
12月~2月 8時30分~16時30分
・定休日: 12/29~12/31
・電話番号: (096)352-5900 (熊本城総合事務所)
・所要時間: 1時間~1時間30分
・公式サイトURL: https://castle.kumamoto-guide.jp/
熊本城のバリアフリー情報
見学で車いす(電動アシスト含む)が必要な方に、無料で貸出をおこなっています。
(引用:熊本城)
熊本城観光まとめ
熊本城観光、また行きたいと思っている人も、まだ行ったことがない人も、ぜひ行ってみてくださいね。
晴れた日は天守閣からの眺めが最高です。桜の時期も綺麗な写真が撮れるのでおすすめですよ。