京都に世界遺産を見に行こう!バリアフリー観光情報付き5大名所
京都府 観光公開日 : 2020年07月14日 | [更新日] 2024年10月01日
京都に世界遺産を見に行く、とても貴重な体験ができそうで、なんだかかっこいいですよね。
京都の世界遺産といえば、たくさんのお寺がありますが、その中でも外せないお寺を紹介したいと思います。ぜひチェックしてみてくださいね。
京都の世界遺産①清水寺
「清水の舞台」で誰もが知っている清水寺。本堂の舞台から見る京都の景色は絶景ですよね!
他にも仁王門や三重塔などの重要文化財がたくさんあるので、こちらも必見です。
3月下旬から4月中旬、12月中旬には、春夏秋冬の様々な景色に加え、夜にはライトアップされた清水寺を見ることができます。
京都府東山の音羽山の中腹に立つ清水寺。
もともとは「北観音寺」と呼ばれていましたが、観音信仰の黄金延命水として神聖化された境内から湧き出る清水が「浄水」と呼ばれるようになり、後に「清水寺」と呼ばれるようになりました。
この名の由来となった湧水は、現在でも音羽の滝の名水として親しまれています。
見どころである清水寺の本堂は、断崖絶壁の下から高さ18mの高さに立ち、この舞台からは京都の街を一望することができます。
音羽山 清水寺の基本情報
・住所: 京都府京都市東山区清水1丁目294
・アクセス: 京都市交通局(市バス)206系統・東山通北大路バスターミナルゆき、
100系統清水寺祇園 銀閣寺ゆきで五条坂下車、徒歩10分
・拝観時間: 時期によって異なるのでこちらをご確認ください。
・電話番号: 075-551-1234
・拝観料金: 通常拝観 大人300円 / 小中学生200円
夜間特別拝観 大人400円 / 小中学生200円
・公式サイトURL: http://www.kiyomizudera.or.jp/index.html
清水寺のバリアフリー情報
【車いすマークのついた駐車場】なし
【車いす用トイレ】あり
【サービス】補助犬OK
【備考】本堂入口にて車いす参拝マップ配布/車いすでの参拝の場合、防災道路より車で入山可。本堂近くまで誘導も可能。
【手話等の対応】手話・筆談の対応不可
(引用:京都ユニバーサル観光ナビ)
京都の世界遺産②金閣寺
正式名称は「北山石音寺(きたやましょくおんじ)」。
3代将軍・足利義満が建立したもので、北山文化を象徴する建築物です。
金閣はその名の通り、金箔に包まれていて煌びやかに輝いています。
鏡湖池に映る金閣寺は「逆さ金閣寺」とも呼ばれており、その美しさにも目を奪われます。
華やかに建てられた3層の金閣殿は、すべての層があるわけではなく、2層目と3層目は金箔で塗り分けられています。
層ごとに建築様式が異なり、屋根は茅葺きで、上部には金色に輝く鳳凰が描かれています。
屋根は金閣のそれで、上部には金色の鳳凰が輝いています。
一度火災で焼失しましたが、現在は火災前とほぼ同じ状態で再建されており、その美しい姿を見ることができます。
金閣寺の消失は、三島由紀夫や水上勉の多くの文学作品の題材となっています。
金閣寺(北山鹿苑寺)の基本情報
・住所: 京都府京都市北区金閣寺町1
・アクセス: 市営バス「金閣寺道」降車 徒歩すぐ
・参拝時間: 9:00~17:00
・電話番号: 075-461-0013
・参拝料金: 大人(高校生以上)400円 / 子供(小・中学生)300円
・公式サイトURL: http://www.shokoku-ji.jp/top.php
金閣寺のバリアフリー情報
介助犬はそのままご一緒にお入りいただけます。
金閣舎利殿の真横までは大きな段差なく、参拝することが可能です。
誠に申し訳ございませんが、 当寺境内庭園は約600年前の庭園保全の為、バリアフリー対応が御座いません。境内案内図にもございます様、金閣の横を通過した先に階段がございますので、 車いすの方、御足の悪い方、ベビーカーの方は階段の手前で引き返していただいて、拝観入口からご退出していただきます。なお、車いすのお貸出し、多目的お手洗いなどの設備はご用意が御座います。
(引用:金閣寺)
京都の世界遺産③銀閣寺
正式名称は東山慈照寺。
足利義政が建立したもので、東山文化を代表する建物の一つです。
金閣寺のようにきらびやかな銀箔で覆われているわけではありませんが、風格と魅力を感じることができます。
そんな金閣寺の象徴的な建物が「銀閣(ぎんかく)」と呼ばれる観音殿です。
この2階建ての建物は、室町時代や東山文化を代表する現存する唯一の建物と言われています。
茶の湯を楽しみ、禅宗の信奉者であった足利義政は侘び寂びを大切にし、当初からきらびやかな銀箔で飾るつもりはなかったと言われています。
銀閣寺の正面にある散策池のある庭園は、特別史跡・特別名勝に指定されています。
銀閣寺(東山鹿苑寺)の基本情報
・住所: 京都市左京区銀閣寺町2
・アクセス: 市営バス「銀閣寺道」降車 徒歩すぐ
・参拝時間: 夏季(3/1 – 11/30) 8:30~17:00
冬季(12/1 – 2月末日) 9:00~16:30
・電話番号: 075-771-5725
・参拝料金:大人(高校生以上)500円 / 子供(小・中学生)300円
・公式サイトURL: http://www.shokoku-ji.jp/top.php
銀閣寺のバリアフリー情報
一部展望所を除き、ご参拝いただくことが可能です。
境内案内をご参照ください。
※身障者用トイレは売店横に一か所ございます。
(引用:銀閣寺)
京都の世界遺産④平等院
平等院鳳凰堂
平等院は藤原氏のお寺で、10円玉の表の建物です。
元々は藤原道長の別荘で、「氏殿」と呼ばれていました。道長の死後、息子の頼通が「平等院」と改名しました。
平等院は極楽浄土をイメージして建てられたと言われており、鳳凰堂にはその名の通り幻の大鳥が描かれています。
平等院は世界文化遺産に登録されています。
平等院の見どころの一つである鳳凰堂は国宝に指定されており、堂内には日本を代表する仏像画家・貞友作の阿弥陀如来像が安置されています。
この像は、日本独特の寄木細工や表情、和風の完成度の高さからも貴重なものです。
五十二体の阿弥陀如来菩薩像は、お堂の小さな壁に、雲の中で音楽を奏でる長押板の上に安置されています。
この他にも、平等院には国宝が数多くあります。
浄土空間を模して作られたといわれる庭園は、史跡・名勝に指定されています。
平等院の基本情報
・住所: 京都府宇治市宇治蓮華116
・アクセス: JR奈良線「宇治駅」下車。東へ徒歩10分。
京阪電鉄宇治線「京阪宇治駅」下車。徒歩10分。
・営業時間: 平等院庭園 8:30~17:30(午後5:15受付終了)
平等院ミュージアム鳳翔館 9:00~17:00(午後4:45受付終了)
鳳凰堂内部(平成26年4月3日~)通年受付 9:10~16:10
(拝観開始 9:30より拝観開始、以後20分毎に1回50名様)
・電話番号: 0774-21-2861
・料金: 大人600円 / 中高生400円 / 小学生300円
・公式サイトURL: http://www.byodoin.or.jp/index.html
京都の世界遺産⑤二条城
江戸時代初期に徳川家康が築城したお城です。
二条城は京都を守るため、また都の陣の際の居城として築かれ、明治維新まで徳川家によって維持されていました。その後は京都市の所有となりました。
毎年、開花時期にはライトアップされ、昼間とは違った魅力的な姿で花見客を魅了しています。
二の丸御殿厨房では、生け花や邦楽の演奏、お茶会、特産品の販売なども行われています。
桜だけでなく、2月下旬から3月にかけては梅林、初夏にはツツジやサツキ、夏にはしだれ桜、秋には紅葉と、四季折々の美しさを彩ります。
二の丸御殿は、徳川家康が建立した際には徳川幕府の総本山として使用された武家屋敷風の建物ですが、現在の二の丸御殿は、徳川幕府の総本山となっています。
また、幕末最後の将軍である第15代徳川慶喜が江戸時代の大名を集めて皇室の復権を宣言したことでも知られています。
元離宮二条城の基本情報
・住所: 京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
・アクセス: 市営バス9・50・101号系統「二条城前」下車。徒歩すぐ
・開城時間: 8:45~16:00(閉城 17:00)
※二の丸御殿観覧時間 9:00~16:00
・休城日: 年末年始 12月26日~1月4日
毎年12月・1月・7月・8月の毎週火曜日
・電話番号: 075-841-0096
・料金: 一般600円 / 中高生350円 / 小学生200円
・公式サイトURL: 元離宮二条城
二条城のバリアフリー情報
・車椅子で入城可能。一部、スロープがなく迂回が必要な場所があります。
また、二の丸御殿に入る際は、御殿専用の車いすに乗り換えていただきます。
・総合案内所にて、電動アシスト付きの車いすを無料で貸し出しています。事前の貸出予約はできません。
・多目的トイレあり。西橋休憩所、清流園休憩所及び緑の園東側の各トイレに設置しております。
・障害者用駐車場あり。第1駐車場に3区画分ございます(有料)。
(引用:元離宮二条城)
終わりに
世界遺産の京都はいかがでしたか?
数ある名所の中でも、絶対に行ってもらいたい!と思うのが京都の世界遺産です。以上、5つの名所をご紹介しました。
これらの場所を訪れたことがあると思っていても、季節を変えて訪れると新しい発見があるはずです。
建築物を楽しむのはもちろんですが、訪れるたびに景色の変化を楽しむこともできます。
ぜひ楽しんでみてくださいね。