屋久島での5つのおすすめ。観光にグルメ、アクティビティまで。

公開日 : 2020年09月18日 | [更新日] 2024年12月01日

屋久島といえば、世界遺産の屋久杉が存在する幻想的な場所。

実際、アニメのモチーフにもなった大木の中には樹齢数百年のものもあります。

また、自然も多く、珍しい野生動物や美味しい食べ物もたくさんあります。

ここだけの世界、滅多に見られない環境。屋久島を楽しむための5つのポイントをご紹介します。

1.世界遺産・屋久杉

屋久島といえば、誰もが知っている屋久杉。何千年もの歴史を持つ屋久杉は、どこか神々しい雰囲気があります。

ジブリアニメの映画「もののけ姫」でコダマのモデルになっているといわれていますが、その真偽は明らかになっていません。
しかし、ファンタジーの世界が広がりますね。

屋久島に行くならまず最初にしたいのが屋久杉巡り。

屋久杉を周回していても、それぞれの杉には名前がついています。

それらをゆっくりと散策すれば、きっと心が癒されることでしょう。
原生林の神秘性に圧倒されます。

2.屋久島ならではのリゾート

屋久島にはリゾートホテルが少ないと思っている人もいるようです。

しかし、島内には豪華なリゾートホテルがいくつかあります。

例えば、sankara hotel&spa 屋久島はスパリゾートとしても人気があり、自然を楽しみながら心の安らぎを大切にしている施設です。

その他にも、目的や好みに合わせて選べるリーズナブルなリゾートホテルがあります。

sankara hotel&spa 屋久島の基本情報

・住所： 鹿児島県熊毛郡屋久島町麦生字萩野上553
・電話番号：0997-47-3488
・料金： ￥52,000～￥480,000
・公式サイトURL： http://www.sankarahotel-spa.com/

sankara hotel&spa 屋久島のバリアフリー観光情報

バリアフリーに関する情報は直接お問い合わせください。

3.屋久島のアクティビティ

屋久島は山に囲まれた緑の島で、山と山の隙間には川が流れています。

澄んだ空気を吸って、カヌーで川を下るのもおすすめです。
川を下って体を動かすとリフレッシュできますよ。

鹿児島県の屋久島は世界遺産に登録されています。
島内で何もしないだけでもいいですが、日常を忘れて大自然に触れてみるのもいいですよね。

3-1.シーカヤック

透き通るような青い海。黒潮の香り、太平洋の雄大な景色、断崖絶壁や洞窟が楽しめます。

断崖絶壁から降り注ぐ滝の激流は迫力満点ですね。

ブルーウォーターカヤックス屋久島の基本情報

・住所： 鹿児島県熊毛郡屋久島町志戸子114
・電話番号： 0997-49-1290
・公式サイトURL： http://www.yakushima-marche.com/cust-spot/5347/

3-2.リバーカヤック

屋久島の大自然を満喫しながら、のんびりと川面を「散歩」してみませんか？

初心者の方には、急峻で狭い上流域よりも、比較的広く穏やかな安房川の河口を体験していただくことをおすすめします。

屋久島野外活動総合センターの基本情報

・住所： 鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦３６８－２１
・電話番号： 0997-42-0944
・公式サイトURL： http://www.ynac.com/

屋久島野外活動総合センターのバリアフリー観光情報

バリアフリーに関する情報は直接お問い合わせください。
電話番号： 0997-42-0944

3-3.ダイビング

太平洋の黒潮に洗われた美しい海は、ダイビングスポットとしても人気があります。

特に気候は亜熱帯と温帯の両方に属しており、様々な種類の海洋生物の宝庫となっています。

屋久島ダイビングセンターの基本情報

・住所： 鹿児島県熊毛郡屋久島町原 317
・電話番号： 0997-49-3072
・公式サイトURL： http://www.aa.alpha-net.ne.jp/yakudc/

3-4.沢登

雨が多いことで知られる屋久島。

上流から河口までの距離が短く、複雑に刻まれた岩肌が魅力的です。

川の流れを感じながら水遊びをしたり、安全を確認してから川に飛び込んだり、岩を登ってみたりと、忘却の彼方のひとときを楽しむことができます。

ただし、事故には十分注意してください。

エコツアーガイド屋久島人（やくしまびと）は、「ガイドはエンターテイナーである」を合言葉に、楽しく分かりやすい解説があります。
ツアーのメニューも大変豊富なため、どのプランで遊ぶかも悩みどころです。

エコツアーガイド屋久島人（やくしまびと）の基本情報

・住所： 鹿児島県熊毛郡屋久町安房187-37
・電話番号： 0997-46-3036
・公式サイトURL： http://yakushimabito.com/

3-5.トレッキング

屋久島は、縄文杉をはじめとする樹齢1,000年から4,000年の屋久杉の名所として知られています。

森林鉄道の線路を歩き、木の橋を渡り、厳しい自然を感じながら山の鼓動を感じてみませんか。

屋久島でも大自然を満喫することができます。

ただし、大自然のため、装備の準備は十分にしておきましょう。

初心者の方は、信頼できるガイドさんに案内してもらった方が安全で安心です。

屋久島ガイド協会の基本情報

・住所： 鹿児島県熊毛郡屋久島町小瀬田1436－56
・電話番号： 0997-49-4191
・公式サイトURL： http://www.yakushima-guide.com/

4.島に住まう動物たち

屋久島にはたくさんの野生動物が生息しています。

日本のガラパゴスと呼ばれるほど原始的な島なので、屋久島にしか生息していない動物が多いと言われています。

こちらは屋久島にしか生息していないヤクサルは、体毛が他のサルに比べて長いです。
実はこの体毛、雨が多く気温が変化しやすい屋久島で体温を保つために進化した結果だと言われています。

またヤクシマも屋久島にしか生息していない種です。
周りの草むらに比べて体格はとても小さいです。

屋久島では、人の手が入っていないので、動物は自然の時間の流れの中で成長し、進化していきます。

そのため、体が小さい方が島内を移動しやすいと言われています。

5.屋久島グルメといえばやっぱり海の幸！

屋久島のグルメといえば、やはり外せないのが「トビウオ」です。

トビウオというと馴染みのない方も多いと思いますが、味が濃くて揚げ物が美味しいことで有名です。

特に大きな羽の形をしたヒレはとても美味しくて食べ応えがあり、目利きの方にも人気がありますよ。

またトビウオ同様に人気なのが、サバ。
サバは時間が経つと臭みが出てくるなど、新鮮でないと美味しく食べられないと言われていますが、屋久島ではいつでも新鮮なサバを食べることができます!

特にサバをしゃぶしゃぶにすることで、適度に脂が抜けて、とろけるような感覚を残して、サバ本来の味を楽しむことができますよ。

5-1.トビウオ唐揚げ

屋久島では一年中トビウオが釣れるそうです。
シンプルな塩コショウとレモンで素材の味を楽しめます。

漁火さんは、地元の人にも人気のお店で、ガイドブックにも掲載されているほど。

唐揚げにすると羽根もカリカリで美味しいですよ。

漁火の基本情報

・住所： 熊毛郡屋久島町宮之浦2450-64
・アクセス： バス停高校前下車すぐ
・営業時間： 17:00～22:00
・定休日： 水曜日

5-2.アサヒガニ

温暖な地域で獲れるアサヒガニは、日本では九州南部で獲れます。

煮る前に赤い色をしていることからアサヒガニと呼ばれていて、冬が旬です。

屋久島観光センターの２Fレストイン屋久島で食べられます。

屋久島観光センターの基本情報

・住所： 鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦799 屋久島観光センター 2F
・営業時間： 10:00～16:00（時期により変動あり）
・公式URL：http://www.yksm.com/

5-3.首折れサバのサバすき

首折れサバとは、屋久島で一度だけ漁獲されるサバの一種。

獲った直後に首を折って血抜きをして鮮度を保つことから「首折れサバ」と呼ばれています。脂が少なく、身が締まっていて弾力があるのが特徴です。

刺身で食べる以外にも、サバすき（しゃぶしゃぶ）もおすすめです。

店内は広く、どの席からも厨房が見えます。手頃な値段で美味しいのでいつも混んでいて、店員さんの対応も良く、屋久島おすすめのお店です。

お食事処 潮騒の基本情報

・住所： 熊毛郡屋久島町宮之浦305-3
・アクセス： 登上バス停前の海手
・営業時間： 11:30～14:00、17:30～22:00
・定休日： 木曜日

5-4.カメノテ

亀の手のような形をした甲殻類で、甲羅のような形をしています。

カメノテは出汁をとるのによく使われています。カメノテの身はとても美味しく、甲羅を外して食べると濃厚なエビの味に似ています。

20本くらいあったと思いますが、あっという間に完食してしまいました。

いその香りの基本情報

・住所： 鹿児島県熊毛郡屋久島町安房788-150
・アクセス：島を一周する国道沿い
・営業時間： 11:30～14:00（L.O.13:30）、18:00～22:00（L.O.21:30）
・定休日： 火曜　（ただし、出漁等のため突発的に休業あり）

5-5.屋久とろ

屋久とろは屋久島で獲れる山芋です。
粘りが強く、炊いても固まらないのが特徴です。

すりおろしてご飯にかけても美味しくいただけます。また、固まらない性質を利用して、ふわふわのとろろグラタンやお好み焼きを作ることもできます。

恵比寿大黒としさんは、地元の名物料理「屋久とろ」や「首折れサバ」「トビウオ」が食べられる居酒屋です。

首折れサバやトビウオは新鮮さもさることながら、やくとろやさつま揚げも意外と美味しいです。

屋久島料理から海鮮料理など様々な料理が食べられるのでおすすめですよ。

恵比寿大黒としの基本情報

・住所： 鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦129
・アクセス： 宮之浦港からタクシーで5分
・営業時間： 17:30～22:30
・定休日： 日曜日

5-6.つけ揚げ

「つけ揚げ」は屋久島のご当地グルメのひとつ。地揚げされたトビウオに野菜を混ぜてさつま揚げにしたものです。

普通のさつま揚げよりも歯ごたえがありますが、揚げたてはふっくらとしていて不思議な食感です。

晩酌さんは隠れ家的な雰囲気で、一歩足を踏み入れると落ち着く居酒屋さんです。

晩酌の基本情報

・住所： 児島県熊毛郡屋久島町平内277-77
・定休日： 不定休

屋久島まとめ

屋久島といえば、まずトップに屋久杉があると思いますが、他にもあまり知られていない「食」や「宿泊」、「アクティビティ」などがあり、どれも素晴らしく観光地です。

特に子供は、普段の生活では体験できないようなことを体験できるので、とても嬉しいですよね。

他にも良いところはたくさんありますが、その魅力を理解するには、実際に行って自分の目で確かめてみるのが一番だと思います。