中国・四国地方の名城22選

公開日 : 2021年07月15日 | [更新日] 2024年04月01日

中国・四国地方には、今話題の竹田城と並んで「天空の城」として脚光を浴びている備中松山城をはじめ、国内に現存する12天守のうち松江城や伊予松山城など計6つが集中しており、城好きには大変魅力的な地域となっています。

鳥取城

鳥取県鳥取市にある山城跡です。

中世城郭として成立し、戦国時代には織田信長の家臣であった羽柴秀吉と毛利軍との戦いの舞台となりました。

江戸時代には鳥取藩池田氏の治下に入り近世城郭に整備されました。

江戸期の建造物としては唯一遺された丸の内の宝隆院庭園の片隅にある扇御殿化粧の間と、復元された二の丸下にある中仕切門（西坂下門）が見どころです。

鳥取城の基本情報

・住所： 鳥取県鳥取市東町2丁目121
・アクセス： 日交バス　西町停留所から徒歩約5分
・営業時間： 9:00～17: 00（入場16:30）
・定休日： 毎週月曜（祝日の場合は開館）・祝日の翌日は休館
・電話番号： 0857-26-3595
・料金： 大人150円

鳥取城のバリアフリー観光情報

バリアフリーに関する情報は直接お問い合わせください。
電話番号： 0857-26-3595

松江城（まつえじょう）

島根県松江市殿町にある城です。別名・千鳥城。

江戸時代には松江藩の藩庁として出雲地方の政治経済の中心的存在でしたが、明治時代初頭に廃城令によって存城処分となったため、天守以外の建物はすべて払い下げられ撤去されてしまいました。

山陰地方で唯一遺されており国の重要文化財に指定されている天守が見どころです。

松江城の基本情報

・住所： 島根県松江市殿町1-5
・アクセス： 松江市営一畑バス「県庁行き」約10分「大手前」下車、徒歩約5分
・営業時間： 4月1日～9月30日：午前8時30分～午後6時30分
　　　　　　10月1日～3月31日：午前8時30分～午後5時
・定休日： 年中無休
・電話番号： 0852-21-4030
・料金： 大人560円／小人280円
・公式サイトURL： http://www.matsue-tourism.or.jp/m_castle/index.html

松江城のバリアフリー観光情報

車いすの貸出はありますか？
ぶらっと松江観光案内所に２台、興雲閣に１台のご用意がございます。
貸出している時はお待ち頂く場合がございます。ご予約もお受けいたします。
【ぶらっと松江観光案内所（TEL.0852-23-5470）】
【興雲閣（TEL.0852-61-2100）】
※感染症対策のため当面貸し出しを休止しております。
 
車いす用のトイレはありますか？
〈城内〉ぶらっと松江観光案内所隣トイレ、二の門付近トイレ（二の丸上の段）、興雲閣トイレ、搦手門トイレ 〈塩見縄手〉小泉記念館前公衆トイレ、小泉八雲記念館トイレ
にございます。
 
（引用：松江城）

高松城（たかまつじょう）

別名・玉藻城（たまもじょう）と呼ばれています。

1590年（天正18年）、讃岐国の大名生駒親正によって建てられました。

現存する北の丸月見櫓、北の丸水手御門、北の丸渡櫓、旧東の丸艮櫓が見どころです。

重要文化財に指定されています。

高松城の基本情報

・住所：香川県高松市玉藻町2-1
・アクセス： JR予讃線・高徳線 高松駅から徒歩約3分
・営業時間： 季節により異なる
・電話番号： 087-851-1521
・料金： 大人200円／小人100円
・公式サイトURL： http://www.takamatsujyo.com/

高松城のバリアフリー観光情報

バリアフリーに関する情報は直接お問い合わせください。
電話番号： 087-851-1521

丸亀城（まるがめじょう）

慶長二年（1597年）、生駒親正・一正父子が築城を開始し、慶長7年（1602年）に完成。

生駒一正が丸亀城から高松城へ移り、丸亀城に城代を置きました。元和元年（1615年）、一国一城令で破却の危機にさらされましたが、時の藩主・生駒正俊が要所要所を樹木で覆い隠し立ち入りを厳しく制限し、城を破却から守りました。

内堀から天守にかけて積み重ねられた石垣が見どころです。

”扇の勾配”と呼ばれる特長的で見事な曲線を描いており大変美しいです。

丸亀城の基本情報

・住所： 香川県丸亀市一番丁
・アクセス： JR予讃線 丸亀駅から徒歩約10分
・営業時間： 《天守》 午前9時～午後4時30分（ただし入館は午後4時まで）、《大手一の門》 午前10時～午後4時
・電話番号： 0877-24-8816
・料金： 大人200円／ 小人（小・中学生）100円
・公式サイトURL：http://www.city.marugame.kagawa.jp/sightseeing/spot/01.html

丸亀城のバリアフリー観光情報

バリアフリーに関する情報は直接お問い合わせください。
電話番号： 0877-24-8816

今治城（いまばりじょう）

関ヶ原の戦いでの戦功により伊予半国20万石を領した藤堂高虎が、慶長7年（1602）に築城を始め、建造物も含めて完成したのは同13年頃と推測されます。

海水が引かれた広大な掘や港（舟入）などを備えた日本屈指の海城でした。

江戸時代の史実に基づき忠実に再現復元された二の丸の表門「鉄御門（くろがねごもん）」が見どころです。

今治城の基本情報

・住所： 愛媛県今治市通町3-1-3
・アクセス：JR予讃線 今治駅から徒歩約25分。
　　　　　　今治駅から瀬戸内バス今治営業所行きで約10分「今治城前」下車、徒歩約3分
・営業時間： 9:00～17:00
・休館日： 12月29日～12月31日
・電話番号： 0898-31-9233
・料金： 一般500円／学生250円
・公式サイトURL： http://museum.city.imabari.ehime.jp/imabarijo/

今治城のバリアフリー観光情報

当今治城は、天守、各櫓及び鉄御門は入館時に階段を登る必要がありますが、バリアフリー対応になっておりません。
トイレにつきましては、駐車場及び二の丸公園内にあります公衆トイレがバリアフリー対応になっておりますが、天守のトイレはバリアフリー対応になっておりません。
車椅子・杖などのご利用の方には、大変ご不便をおかけいたします。
 
（引用：今治城）

湯築城（ゆづきじょう）

中世伊予国（現在の愛媛県）の守護河野氏の居住として、約250年間存続しました。

南北朝時代の始め頃（１４世紀前半）、河野通盛によって築かれたと言われています。

敷地内にある「湯築城資料館」が見どころです。土層の剥ぎ取り模型や出土品の展示コーナー、河野氏の歴史や復元整備の様子などを映像で紹介するコーナーなどがあります。

湯築城の基本情報

・住所： 愛媛県松山市道後公園
・アクセス： JR予讃線 松山駅から市内電車「道後温泉行き」で約20分
　　　　　　「道後公園前」駅下車、徒歩約1分
・営業時間： 9:00～17:00※展示施設
・定休日： 毎週月曜日（休日の時は翌日）
・料金： 入園料無料
・公式サイトURL： http://dogokouen.jp/

湯築城のバリアフリー観光情報

車いす使用者用トイレ・洗面台あり
補助犬の入室可
車いす貸出サービスあり（無料）
車いす使用者用駐車場から出入口までスムーズ
 
（引用：まつやまバリアフリーマップ情報サイト）

松山城（まつやまじょう）

慶長7年（1602年）、伊予国20万石を与えられた加藤嘉明が、それを機に道後平野の中心部にある城山（勝山）山頂に新しい城を築き始めます。

最終的には山頂の本丸、山麓に二の丸、三の丸を設けた広大な平山城となりました。翌年の慶長8年（1603年）には地名を「松山」と改め、城も松山城となりました。

重要文化財の大天守が見どころです。

「現存12天守」の平山城の中で最も高い城郭で、武備に徹したこの天守建造物群は、わが国の代表的な連立式天守を備えた城郭と言われています。

松山城の基本情報

・住所： 愛媛県松山市丸之内1
・アクセス：JR予讃線松山駅から伊予鉄道道後温泉行きで約10分「大街道」下車徒歩約5分、
　　　　 城山ロープウェイで約2分、山頂駅から天守まで徒歩約10分
・営業時間： 9:00～季節により異なる
・定休日： 12月第3水曜日
・電話番号： 089-921-4873
・料金： 大人510円／小学生150円
・公式サイトURL： http://www.matsuyamajo.jp/

松山城のバリアフリー観光情報

多目的トイレあり
6台あり（うち4台はアシストホイール）、先着順で無料貸出
 
（引用：松山城）

大洲城（おおずじょう）

地蔵ヶ嶽城、比志城など様々な別名を持つ大洲城。

鎌倉時代末期、伊予国守護宇都宮豊房の築いた地蔵ヶ岳城に始まると言われています。

大洲城に現存する最古の建物、三の丸南隅櫓が見どころです。

国指定重要文化財に登録されており、内部も公開されています。

大洲城の基本情報

・住所： 愛媛県大洲市大洲903
・アクセス： JR予讃線 伊予大洲駅から徒歩約20分
・営業時間： 9:00～17:00
・定休日： 無休
・電話番号： 0893-24-1146
・料金： 大人500円／小人200円（中学生以下）
・公式サイトURL： http://www.ozucastle.jp/

大洲城のバリアフリー観光情報

< バリアフリーに関する情報は直接お問い合わせください。 営業時間： 9:00～17:00

宇和島城（うわじまじょう）

現在の地に初めて天守が建造されたのは慶長6年（1601）藤堂高虎（とうどうたかとら）築城の時とされています。

城の外郭は上から見ると不等辺5角形をしており、随所に築城の名手と言われた高虎ならではの工夫が見受けられます。

寛文6年（1666）頃に再建され現存する天守が見どころです。

3重3階総塗籠式（そうぬりごめしき）、層塔型（そうとうがた）です。

宇和島城の基本情報

・住所： 愛媛県宇和島市丸之内1
・アクセス： JR予讃線 宇和島駅から城山登山口まで徒歩約15分。
　　　　　　 もしくはJR宇和島駅からバスで南予文化会館前下車、城山登山口まで徒歩2分
・営業時間： 9:00～17:00
・定休日： 無休
・電話番号： 0895-22-2832
・料金： 大人200円／小・中学生100円
・公式サイトURL： http://www.uwajima.org/spot/index7.html

宇和島城のバリアフリー観光情報

・車椅子使用者用駐車場ありオストメイト対応トイレ
・車いす使用者用トイレ・洗面台
・補助犬の入室可
・トイレのみ利用可
 
（引用：宇和島城）

高知城（こうちじょう）

関ヶ原の戦いの功績により徳川家康から土佐一国を拝領した山内一豊が、慶長6年（1601）、大高坂山に新城の築城工事を始め、慶長8年（1603）に本丸と二ノ丸が完成、入城しました。

四重五階建て、本瓦葺の天守が見どころです。

天守閣からは高知市内が一望できます。

高知城の基本情報

・住所： 高知県高知市丸の内1-2-1
・アクセス： JR土讃線 高知駅から徒歩約25分。路面電車の場合は高知城前で降車、徒歩すぐ
・営業時間： 9:00～17:00 (最終入館16：30まで)
・休館日： 12月26日～1月 1日
・電話番号： 088-824-5701
・料金： 18歳以上420円／18歳未満無料
・公式サイトURL： http://kochipark.jp/kochijyo/

高知城のバリアフリー観光情報

車いす対応トイレ
障害者用駐車場
 
（引用：高知のバリアフリー観光）