近畿地方の名城19選。日本人なら知っておきたい!
兵庫県 大阪府 奈良県 滋賀県 観光公開日 : 2021年01月05日 | [更新日] 2024年12月01日
日本には現存するお城や城跡が数多くあります。
日本各地の数ある城郭の中で、日本城郭協会より「特に優れた文化財・史跡」として認定されているのが「日本100名城」。
近畿地方においては、なんと14ものお城が選ばれています!
今回はそれら100名城に選ばれた大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、和歌山の近畿地方にある城郭を紹介します。
国宝や世界遺産など、歴史的価値の高い城跡が勢ぞろい!
一言でお城と言っても、時代や場所柄などで違いがあります。
色々なお城を見学しに行きましょう!
1.彦根城
徳川四天王の一人・井伊直政が関ヶ原合戦後に新たな城郭の建設を計画し、その息子直継と直孝に引き継がれ、20年もの歳月をかけて築城されたお城が彦根城です。
ゆるキャラの先駆け的存在「ひこにゃん」が有名ですね。
お城を取り囲む広大な堀や城内にある「玄宮園」が見どころです。
彦根城の基本情報
・住所: 滋賀県彦根市金亀町1-1
・アクセス:JR彦根駅から徒歩10分
・電話番号:0749-22-2742
・営業時間:AM8:30~PM5:00
・料金:大人 600円/小中学生 200円
・公式サイトURL:http://www.hikoneshi.com/jp/castle/
彦根城のバリアフリー観光情報
城内の移動、特に、国宝・天守や国重要文化財の櫓などの主だった現存建造物は、山の上部に集中していることから、それらの建造物を観覧していただくには、山を登っていただく必要がありますが、築城当時の面影を現代に伝えるため、山を登り降りするためのエレベーターやスロープなどを設置といったバリアフリー化は行っておりません。
そのため、残念ですが、車椅子をご利用の方が単独で国宝・天守などを山を登って見学することはできません。
また、国宝・天守もバリアフリー化は行なっておらず、手摺があるものの上下階の移動に非常に急で狭い階段を使用していただくことから車椅子をご利用の方が見学いただくことはできません。(介助者がおられても階段の移動が困難なため見学いただくことはできません。)
(引用:彦根市)
2.安土城
1576年、織田信長によって琵琶湖のほとりに建造された、五層七階の大型天主を持ったお城です。
当時の日本最高の技術と芸術の集大成として造られましたが、1582年の本能寺の変以降に焼失してしまいました。
現在は石垣の一部のみが残っているほか、安土城天主信長の館にて復元された天守内部を見ることができます。
安土城 の基本情報
・住所:滋賀県近江八幡市安土町下豊浦
・アクセス:JR琵琶湖線安土駅から徒歩25分
・営業時間:AM9:00~PM5:00(季節により変動あり)
・料金:安土城跡入山料500円
安土城のバリアフリー観光情報
バリアフリーに関する情報は直接お問い合わせください。
電話番号:0748-46-6594(安土山保勝会)
3.観音寺城
滋賀県近江八幡市安土町にあった山城で、国の史跡に指定されています。
1335年に六角氏頼が築城したといわれています。
観音寺城は当時日本国内屈指の大規模な山城だったようで、残された虎口や石垣、石階段などからも、規模の大きさをうかがわせます。
観音寺城の基本情報
・住所:滋賀県近江八幡市安土町石寺
・アクセス:JR琵琶湖線安土駅から徒歩40分/JR近江八幡駅からタクシーで約25分
・料金:無料
観音寺城のバリアフリー観光情報
バリアばれあふに関する情報は直接お問い合わせください。
電話番号:0748-46-4234(安土駅前観光案内所)
4.二条城
京都の中心部にある二条城は、世界遺産に登録されている平城です。
徳川家康が京都の宿館として建設し、幕末には大政奉還も行われるなど、歴史の移り変わりを見守ってきました。
城内の堀やお庭以外に、総ヒノキ造りの国宝「二の丸御殿」は圧巻です。
二条城の基本情報
・住所:京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
・アクセス: 市バス「二条城前」下車すぐ/市営地下鉄東西線「二条城前」駅下車すぐ
・営業時間:AM8:45~PM4:00
・休城日:年末年始 12月26日~1月4日
毎年12月・1月・7月・8月の毎週火曜日
・電話番号:075-841-0096
・料金:一般 600円/中学生・高校生 350円/小学生 200円
・公式サイトURL:https://nijo-jocastle.city.kyoto.lg.jp/
二条城のバリアフリー観光情報
【車いすマークのついた駐車場】なし※スペースは2台分確保してあるが、満車時はなくなる(有料)
【車いす用トイレ】あり
【サービス】車いす貸出4台(電動アシスト付き)/補助犬OK(二の丸御殿内を除く)
【移動】入り口は自動ドア・インターホンともになし、土足禁止エリア(二の丸御殿内)は、専用車いすに乗り換えれば入城可
※本丸御殿・本丸庭園へは西橋からお入りください。
(引用:京都ユニバーサル観光ナビ)
5.大阪城
大阪の中心部に位置するお城・大阪城。
姫路城、熊本城と共に日本三名城の一つです。
1583年に石山本願寺の跡地に豊臣秀吉が築城を開始。大坂冬の陣・夏の陣と、歴史の変遷を見守ってきたお城です。
天守閣からの大阪一円の眺めや石垣の一つ一つの石の大きさは見ごたえがあります。
大阪城 の基本情報
・住所:大阪市中央区大阪城1-1
・アクセス: 大阪環状線大阪城公園駅より徒歩10分
・営業時間: AM9:00~PM5:00
・電話番号:06-6941-3044
・料金:大人600円/中学生以下無料
・公式サイトURL:http://www.osakacastle.net/
大阪城のバリアフリー観光情報
車椅子で見学することはできますか?
1階までの外部エレベーターと館内エレベーターが備えられており、最上階までご案内することができます。係員までお気軽にお声かけください。車椅子用のお手洗いはありますか?
館内では、2階に1箇所あります。また本丸広場内には2箇所あります。車椅子の貸出はありますか?
天守閣では5台常備しています。予約はできませんので、お待ちいただくこともあります。
また大阪城公園でも貸出があります。但し台数は限られています。
詳しくは大阪城パークセンター(06-6755-4146)にお尋ねください。
(引用:大阪城天守閣)
6.千早城
1332年に楠木正成によって、金剛山一帯の総指揮所として築城されたのが千早城です。
三方を深い谷が囲む堅牢な山城で、正成が室町幕府軍を撤退させる事に成功した事でも有名です。
千早城 の基本情報
・住所:大阪府南河内郡千早赤阪村千早
・アクセス:河内長野駅から南海バス「金剛山ロープウェイ前行き」で約35分
千早城のバリアフリー観光情報
バリアフリーに関する情報は直接お問い合わせください。
電話番号:0721-72-1447(千早赤阪村役場 観光協会)
7.竹田城
雲海に浮かびあがる天空の城として注目されている竹田城。
但馬国守護大名山名持豊によって、播磨・丹波の防衛のために築城されました。
平成24年に「恋人の聖地」として認定を受けて以来、数多くの若いカップルたちが訪れています。
竹田城 の基本情報
・住所:兵庫県朝来市和田山町竹田字古城山169
・アクセス: JR播但線竹田駅 登山道から徒歩約40分
・営業時間:AM8:00~PM5:30
・料金:大人300円/中学生以下無料
・オススメの時期:雲海を見るには9月末~2月末早朝がおすすめ
竹田城のバリアフリー観光情報
バリハフリーに関する情報は直接お問い合わせください。
電話番号:079-672-4003(朝来市役所産業振興部観光交流課)
8.篠山城
1609年に徳川家康の命により、西国諸大名をおさえることを目的に築城された篠山城。
篠山城の大書院は、現存する木造住宅建築の中では破格の規模で、二条城の二の丸御殿に匹敵するほどの大きさとなっています。
篠山城 の基本情報
・住所:兵庫県篠山市北新町2-3
・アクセス: 篠山口駅から神姫バス「篠山営業所行き」で「二階町」下車、徒歩約10分
・営業時間:AM9:00〜PM5:00
・定休日:毎週月曜日
・電話番号:079-552-4500
・料金:大人400円/ 高校・大学生200円/小・中学生100円
・公式サイトURL:https://www.hyogo-tourism.jp/spot/974
篠山城のバリアフリー観光情報
障がい者用駐車場
貸出用車椅子
障がい者用トイレ
盲導・介助犬
貸出車椅子があるのは館内です
(引用:兵庫県公式観光サイト)
9.明石城
JR明石駅のホームからも眺めることができるお城です。
1617年に徳川2代目将軍徳川秀忠より築城命令が下された明石城ですが、見どころはなんといっても船上城より移築した「坤櫓(ひつじさるやぐら)」と伏見城から移築した「巽櫓(たつみやぐら)」です。
季節により櫓内部が一般公開されることも。
明石城 の基本情報
・住所: 兵庫県明石市明石公園1-27
・アクセス: JR・山陽電鉄の各明石駅より徒歩5分
・電話番号:078-912-7600
・公式サイトURL:https://www.akashijo.jp/index.html
明石城のバリアフリー観光情報
バリアフリーに関する情報は直接お問い合わせください。
電話番号:078-912-7600
10.姫路城
国宝・世界遺産に認定された、日本の城郭建築を代表する建造物である姫路城。
姫路城大天守修理見学施設「天空の白鷺」(てんくうのしらさぎ)の修理も完了し、平成27年3月27日よりリニューアルオープンとなっています。
天守や菱の門、各櫓など数多くの見どころはたくさん!
姫路城の基本情報
・住所: 兵庫県姫路市本町68
・アクセス: JR・山陽電鉄の各姫路駅から北へバスで5分、徒歩で約25分
・営業時間: AM9:00~PM4:00
・電話番号:079-285-1146
・料金:大人400円/中学生以下100円
・公式サイトURL:http://www.city.himeji.lg.jp/guide/castle/
姫路城のバリアフリー観光情報
車いすの貸し出しは行っておりません。
姫路城は江戸時代初期の平山城で、46メートル程の小山の上に築かれていることから、坂と階段が多く、車いすでお越しの場合は、経験豊かな3名程度の介助者の随行がご本人の安全のために必要です。(介助者が1人では危険です。門の手前の坂や門を越える時に介助が必要となります。)
なお、建物内は、エレベーターも無く、手摺があるものの非常に急で狭い階段になっているため、車いすでの見学はできません。
(引用:姫路市)
11.赤穂城
「忠臣蔵」の舞台となった赤穂城。 浅野長直の指示によって築城されたこの城は、近代城郭では非常に珍しい変形輪郭式の海岸平城です。
本丸跡や一の門、ニの門など、非常に規模の大きい建造物が多く見られます。
赤穂城 の基本情報
・住所:兵庫県赤穂市上仮屋1278
・アクセス: JR赤穂線播州赤穂駅より徒歩20分
・営業時間: AM9:00~PM4:30
・公式サイト:http://www.ako-hyg.ed.jp/bunkazai/akojo/
赤穂城のバリアフリー観光情報
バリアフリーに関する情報は直接お問い合わせください。
電話番号:0791-42-2602(一般社団法人赤穂観光協会)
12.高取城
南北朝時代の1332年に越智邦澄によって築城されたと伝わる高取城。
明治時代に建物は壊されてしまいましたが、石垣が完全な姿のまま残っています。
また、高取城観光案内所「夢創館」でお城の再現CGを見ることができます。
高取城 の基本情報
・住所:奈良県高市郡高市町高取
・アクセス:近鉄壺阪山駅から奈良交通バス「壺阪寺行き」で「壺阪寺前」下車、徒歩約40分
・公式サイトURL:http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/
高取城のバリアフリー観光情報
バリアフリーに関する情報は直接お問い合わせください。
電話番号:0744-52-3334
13.和歌山城
和歌山市内中心部にそびえ立つ白亜の天主閣・和歌山城は、1585年に豊臣秀吉の命により築城が開始されたといわれています。
天守閣からは和歌山市内の市街地を見下ろすことができ、四方に大パノラマが広がります。
和歌山城 の基本情報
・住所:和歌山県和歌山市一番丁3
・アクセス: JR和歌山駅より和歌山バスで約10分「公園前」下車すぐ
・営業時間:AM9:00~PM5:30
・電話番号:073-422-8979
・料金:大人410円/小人200円
和歌山城のバリアフリー観光情報
障がい者用P ○
車椅子貸出 ○
オムツ交換台 ○
割引 ○
(引用:全国観るなび)
14.小谷城
浅井長政とお市との悲劇の舞台で知られる、日本五大山城の一つです。
1520年ごろに浅井氏によって築城され、浅井家が3代にわたって居城としていました。
黒金門跡や本丸石垣、大堀切、山王丸の大石垣などが小谷城の見どころとして知られています。(現在は天守閣がないのが残念。。)
小谷城 の基本情報
・住所:滋賀県長浜市湖北町伊部
・アクセス: JR北陸本線「河毛駅」下車 バスで9 分「小谷城址口」下車
・電話番号:0749-82-5909
小谷城のバリアフリー観光情報
バリアフリーに関する情報は直接お問い合わせください。
電話番号:0749-65-6521(長浜観光協会)
15.長浜城
滋賀県にある長浜城には豊臣秀吉が城主として過ごしていました。
しかし、江戸時代前期に廃城となり、その遺構は彦根城などに移築されました。
石垣と井戸だけが残りましたが、昭和58年(1983)に安土桃山時代の城郭を模して復元されました。
現在、内部は天守閣である歴史博物館として公開されています。特に文化財指定などはありませんが、古くからの櫓跡石垣列、井戸跡は見ておきたいところです。
長浜城の基本情報
・住所: 滋賀県長浜市公園町10-10
・アクセス:JR北陸本線、長浜駅下車、徒歩10分。
・営業時間: 9:00から17:00(入館は16:30)
・定休日: 12/27から1/2
・電話番号: 0749-63-4611
・料金: 大人400円、小中学生200円
・公式サイトURL: https://www.city.nagahama.shiga.jp/section/rekihaku/
長浜城のバリアフリー観光情報
■ 館内中央にエレベーターを1基設置(車椅子対応仕様)し、 1~3階までご利用いただけます。
■ 玄関に段差昇降機(リフト)を1台設置しています。
■ 1階に多目的トイレを1か所設置しています。
■ 館内の車椅子(3台)は予約なしで、無料でご利用いただけます。
■ お体の不自由な方、足元のご不安な方用の駐車スペースをご用意しております。ご利用を
お考えの方は、ご案内を致しますのでお問い合わせください。
(大型バスでのご利用は、バリアフリー駐車場が大型では出入りできない場所にあります
ため、豊公園駐車場(1日1回2000円)のご利用をお願い致します。)
(引用:長浜歴史博物館)
16.水口城
江戸幕府3代将軍徳川家光が築城しましたが、明治7年に、廃城となりました。
旧本丸は学校の運動場として利用されてきましたが、滋賀県の史跡に指定され、歴史ある郷土のシンボルとして保存整備していこうという動きになっています。
往時の矢倉の姿を模した水口城資料館があり、そこで水口城に関する資料などを閲覧することができ、当時の面影を見ることができます。
水口城の基本情報
・住所: 甲賀市水口町本丸
・アクセス: 近江鉄道/本線 「水口城南駅」 下車 徒歩 5分
・営業時間: 10:00から17:00
・定休日: 資料館:木曜日、金曜日、年末年始
・電話番号: 水口城資料館 0748-63-5577
・料金: 資料館:大人100円、小中学生50円
水口城のバリアフリー観光情報
バリアフリーに関する情報は直接お問い合わせください。
電話番号:0748-63-5577(水口城資料館)
17.田辺城
別名は舞鶴城(ぶがくじょう)。
宮津城を本城としていた細川氏が交通の要衝であり、攻められた時のことを考え、東西に河川がある田辺に城を築きました。
関ヶ原合戦の際には、石田三成の大軍に攻められましたが、明治時代の廃城まで続きました。
現在、本丸跡などは舞鶴公園として利用されています。
散歩に訪れ、天守台の一部、石垣、堀跡などを見ることができます。
田辺城の基本情報
・住所: 京都府舞鶴市字南田辺15―22
・アクセス:西舞鶴駅から徒歩で7分
・営業時間: 9時から17時
・定休日: 毎週月曜日、12/29~1/3
・電話番号:0773-76-7211
・料金: 無料
田辺城のバリアフリー観光情報
バリアフリーに関する情報は直接お問い合わせください。
電話番号:0773-76-7211
18.龍野城
約500年前に築かれた山城が、江戸時代には廃城となりました。
その後、山麓に主部を移し、現在の平山城となりました。
櫓・土塀・屋敷などは復元されたものですが、白亜の城壁や軒唐破風の屋根がとても美しく、当時を思い浮かべることができます。
また、復元された本丸屋敷の中へ入ることができます。立派な和室や日本庭園があり、来る人の心を癒しています。
龍野城の基本情報
・住所: 兵庫県たつの市龍野町上霞128-1
・アクセス: 姫新線「本竜野駅」から西へ徒歩20分
・営業時間: 8:30~17:00
・定休日: 毎週月曜(祝休日の場合は翌日)
・電話番号: 0791-63-0907
・料金: 無料
・公式サイトURL: https://www.hyogo-tourism.jp/spot/330
龍野城のバリアフリー観光情報
バリアフリーに関する情報は直接お問い合わせください。
電話番号: 0791-63-0907
19.洲本城
兵庫県の淡路島にある山城の洲本城。約500年ほど前に三熊山に城が築かれました。
現在は美しい石垣が残っていますが、それはおよそ400年前に築かれたものです。
三熊山周辺には城郭の遺構が数多くあり、貴重な存在となっています。
水軍の城として築かれた洲本城の天守からは海上を一望できます。
ここからの景色は現在、洲本八景の一つとして人気があります。
洲本城の基本情報
・住所: 兵庫県洲本市山手1丁目
・アクセス: 大阪・神戸三宮から淡路交通高速バスで洲本行き終点
・定休日: なし
・電話番号: 洲本市観光協会 0799-22-0742
・料金:無料
・公式サイトURL: http://sumoto-castle.net/
洲本城のバリアフリー観光情報
障がい者用トイレ
盲導・介助犬
(引用:兵庫県公式観光サイト)