通天閣が目印!新世界のおすすめ観光スポット10選。
大阪 大阪府 観光公開日 : 2020年09月11日 | [更新日] 2024年09月01日
通天閣が目印の大阪・新世界。
昔から庶民の街として知られていましたが、最近ではレトロな雰囲気が漂う人気の観光スポットとなっています。
テーマパークのような賑やかなメインストリートを外れて裏に回ると、昔ながらの飲食店や歓楽街が立ち並ぶノスタルジックな風景が広がっています。
1.「新世界」とは?
新世界は大阪の中でも特に昔ながらの雰囲気を残している場所として全国的に有名で、レトロな雰囲気を残しているお店がたくさんあります。
昔ながらのキャラクターや、大手菓子メーカー「グリコ」の商品を展示しているお店、昔ながらの居酒屋や暖簾、新世界ならではの味わい深いお店の数々が目を引きます。
大阪といえば、こんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
派手な看板を掲げたお店が並ぶ賑やかな通りは、まさに大阪らしい雰囲気です。
明治時代には内国勧業博覧会の会場として使われていたことから、大阪の新しい繁華街としてこのエリアが誕生しました。
夜の新世界
大阪の夜の街は、地方都市の “夜遊び”を楽しもうとする観光客や観光客で賑わい、週末になると肩を並べるほどの大混雑になることも珍しくありません。
美しいネオンの街並みと、思わず立ち寄りたくなるような数多くの飲食店。
「食の都・大阪」のどこからともなく現れたかのような新世界の街並みは、魅力的な街として引き込まれること間違いなしです。
昼間は華やかな街並みですが、夜になるとネオンでライトアップされてさらに華やかになり、歩いているだけでも楽しい雰囲気です。
観光シーズンは、新しい「新世界」に!
普段は人で溢れかえっている活気のある新世界も、観光シーズンや休日には全国から人が集まり、また違った印象を与えてくれます。
路面店もこの時期になると大人気。ふぐ、てっちり、串カツ、とんかつ、焼き鳥、刺身、海鮮などを売る人で溢れかえっているのがわかります。
昔の大阪の「活気ある日本」を感じたい方は、このような繁忙期に訪れるのがおすすめです。
串カツの名店「新世界」の前には長蛇の列ができるほど人が多いのはもちろんですが、新世界のシンボルである「通天閣」の入店待ちは、空いているときは100分待ち、ひどいときには2時間待ちになることもあります。
新世界
・住所:〒 556-0002 大阪市浪速区恵美須東界隈
・アクセス:Osaka Metro堺筋線「恵美須町駅」すぐ、Osaka Metro御堂筋線・堺筋線「動物園前駅」より徒歩3分
・電話番号:06-6643-6322
・公式サイト:http://shinsekai.net/
新世界のバリアフリー情報
バリアフリー対応
(引用:OSAKA INFO 大阪観光局公式サイト)
2.四天王寺
今から1400年前の推古天皇元年(593年)、物部守屋と蘇我馬子の戦いに勝利した聖徳太子が四天王を祀るために創建したといわれ、日本で最初の本格的な仏教寺院です。
中門、五重塔、金堂、講堂が一直線に並び、回廊に囲まれたその姿は、日本最古の建築様式の一つと言われています。
国の重要無形民俗文化財に指定されている「天王寺舞楽」は、毎年4月22日に聖徳太子を偲んで行われる「聖霊会舞楽大法要」gあ披露されます。
隣県には京都や奈良がありますが、大阪にも古都に匹敵する日本屈指のお寺があります。
四天王寺
・住所: 大阪府大阪市天王寺区四天王寺1-11-18
・アクセス: 四天王寺前夕陽ヶ丘駅より徒歩5分
・電話番号: 06-6771-0066
・公式サイト:http://www.shitennoji.or.jp/
四天王寺のバリアフリー情報
中心伽藍は敷地内に入ることができますが金堂入口に階段があるため内観はできません。
聖霊院太子殿・六時堂はともに礼拝場所までの段差は解消されている状況です。
境内入口は、階段のみの東大門を除いて走行可能ですが、南大門は急な坂を伴います。
(引用:車いすでおでかけバリアフリーマップ)
3.通天閣
大阪の新世界は庶民の街として知られています。新世界は、大阪のシンボルタワー「通天閣」がそびえ立つ場所です。
1912年(大正元年)に建設された当初の通天閣タワーは、「天に通じる最も高い建物」として東洋一の高さ(64メートル)を誇っていました。
現在の通天閣は2代目で、1956年10月に完成しました。高さ103メートルの近代的な構造で、円形のエレベーターが設置されています。
塔は国の登録有形文化財に指定されています。この通天閣の模型が何かご存知でしょうか?
実はフランスのパリにある凱旋門とエッフェル塔をイメージして建てられたと言われています。
通天閣
・住所:〒556-0002 大阪府大阪市浪速区恵美須東1丁目18−6
・アクセス:大阪市営地下鉄 堺筋線 恵美須町駅 3番出口(徒歩4分)、阪堺電車 阪堺線 恵美須町駅(徒歩3分)
・電話番号:
・一般展望料金:個人料金 800円 400円
団体料金20人以上 700円 300円
障がい者割引料金 600円 300円
・電話番号:06-6641-9555
・公式サイト:https://www.tsutenkaku.co.jp/index.html
通天閣のバリアフリー情報
階段のみの屋上を除いてはエレベータを乗り継ぎながら全てのフロアを車椅子で見物できます。
通天閣の足元にはジャンジャン横丁・本通商店会といった商店街群が広がっていて、新世界の繁華街を形成しています。
こちらも一部を除いては入店可能で、地形も平坦、車通りも少なく車椅子にはおあつらえ向きです。
(引用:車いすでおでかけバリアフリーマップ)
4.「ビリケンさん」
通天閣展望台に上がると、まず出迎えてくれるのが、1908年に建てられた幸運の神様ビリケン像です。
ビリケンの像は、1908年にアメリカの女性アーティストが、その奇妙な姿を見てビリケンの像を作ったのが始まりだそうです。
学業成就や結婚祈願など、あらゆる願い事を聞いてくれる福の神として古くから親しまれてきました。
現在では、受験シーズンにビリケンの足の裏をこすりながら願い事をする人が多く、その時期には1ヶ月間で8万円もの寄付金が集まることもあるそうです。
現在のビリケンは3代目。
2012年は通天閣100周年ということもあり、ビリケンさんも同時に改装されました。
毎日たくさんの人に撫でられてきたため、足の裏が擦れてへこんでしまったそうです。
5.ぐりこ・や 通天閣 わくわくランド店
誰もが子供の頃にお菓子で思い出したグリコが、通天閣地下1階に「ぐりこ・や 通天閣わくわくランド店」をオープンしました。
グリコのお菓子の懐かしい歴史と、グリコマークの赤と白のデザインが印象的で、見る人を魅了すること間違いなしです。
新世界を訪れた際に、いつもと違うものを探したい、買いたいという方には、こちらのお店がおすすめです。
通天閣3階には「スマイルストア店」もありますが、通天閣見学料を払わないと入れません。
店内には、写真のように通天閣で作られたグリコのポーズやポッキーボックスの他にも、限定商品が販売されていて、買い物をするのが楽しいお店です。
通天閣から新世界の全貌をご覧になった後は、ぜひこちらにお立ち寄りください。
ぐりこ・や 通天閣 わくわくランド店
・住所: 大阪市浪速区恵美須東1-18-6 通天閣地下1階「わくわくランド」内
・営業時間: 平日10:00~20:00 / 土・日・祝 9:00~20:30
・定休日: 無休
・電話番号: 06-6641-9555
・アクセス: JR環状線新今宮駅 (徒歩10分)
地下鉄堺筋線恵美須町駅 (徒歩3分)
地下鉄御堂筋線動物園前駅 (徒歩10分)
・公式サイトURL: http://www.ezaki-glico.net/glicoya/index.html
6.新世界稲荷神社
https://www.instagram.com/p/CBU3heenkWV/?utm_source=ig_web_button_share_sheet
新世界稲荷神社では、ルーレット式というとても珍しい占いがあります。
このユーモアも大阪ならではのものなので、ぜひ立ち寄ってみてください。
石の板を回しておみくじの数字を見るというものです。
このおみくじはゲーム感覚で遊べるので、大人数でチャレンジするとより楽しめそうです。
表門には「福永大神」、中門には「新世界稲荷神社」と書かれています。
通天閣から北へ徒歩2分ほどの場所に鎮座する、明治40年に創建された比較的新しい神社です。
毎年2月には商売繁盛を祈願して多くの参拝客が訪れます。参拝のついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
新世界稲荷神社
・住所: 阪府大阪市浪速区恵美須東1丁目16−1
・アクセス:地下鉄堺筋線「恵美須町駅」下車 徒歩3分
7.新世界でグルメを堪能「ジャンジャン横丁」
ジャンジャン横丁は正式には「南陽通商店街」といいます。
戦後、三味線を弾いてお客さんを呼び込んだことにちなんで名付けられたそうです。
全長180mのアーケードの中には、立ち飲み屋や串カツの名店などが軒を連ねています。
昭和の雰囲気が漂うレトロなカフェや、おじさんたちが集う将棋クラブなど、歩いているだけで大阪の旧市街の雰囲気に浸ることができます。
この通りは、大正時代に開園した日本最大の遊園地「飛騨遊郭」と新世界地区を結ぶために設けられました。
当時は日本有数の歓楽街で、肩をかばわないと通れないほど人通りが多く、通りが軍艦の中の通路に似ていることから「軍艦横丁」と呼ばれていました。
ジャンジャン横丁
・住所: 大阪府大阪市浪速区
・アクセス:阪神高速天王寺出口から10分
8.大阪市立美術館
大阪市立美術館は、天王寺公園の一角に1936年に開館した国立美術館としては最古の美術館です。
もともとは住友家の本邸でしたが、美術館建設を目的に大阪市に寄贈されました。
美術館は、創業以来の本館を含む地上3階、地下2階で構成されており、後に新築された地下展示室と本館展示室では企画展や常設展が開催されています。
特別展や常設展は、本館展示室で開催されています。日本画、中国画、彫刻、装飾美術、寺社から寄贈された作品など8,000点以上の収蔵品が随時展示されており、一見の価値があります。
建物は国の有形文化財に登録されています。
大恐慌の影響で中断していた建物が完成するまでに約10年の歳月を要しました。
展示されている美術品は8,000点で、そのうち4点が国の重要文化財に指定されています。
大阪市立美術館
・住所: 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82 天王寺公園内
・アクセス: JR・地下鉄御堂筋線・谷町線「天王寺駅」より徒歩5分
・営業時間: 9:30~17:00
・定休日: 月曜日
・電話番号: 06-6771-4874
・料金: 大人300円、高大生200円、中学生以下無料
・公式サイトURL: http://www.osaka-art-museum.jp/
のバリアフリー情報
車いす貸し出し
エレベーターあり
(引用:大阪市)
9.新世界のすぐそこ「スパワールド世界の大温泉 」
大阪・天王寺にある「スパワールド世界の大温泉」は、11カ国16種類のお風呂と8カ国の岩盤浴、室内プールゾーンからなる日本最大級の都市型スパです。
男湯と女湯は月替わりで入れ替わるので、毎日違う温泉を楽しむことができます。
8階のプールゾーンには、全長100mの流水プールや3つの巨大スライダーがあるので、家族での利用にもおすすめです。
大阪だけでなく、京阪神エリアでも人気のアミューズメント施設です。
温泉、プール、岩盤浴、スクラブ、カイロプラクティック、ロミロミなど、世界各国のリラクゼーションサービスがあります。
大人も子供も一日中楽しめます。
スパワールド世界の大温泉
・住所: 大阪府大阪市浪速区恵美須東3-4-24
・アクセス:大阪市営地下鉄動物園前駅5番出口から徒歩3分
・営業時間: 10時~翌8時45分
・定休日: 無休
・電話番号: 06-6631-0001
・料金: 平日3時間利用大人(12歳以上)2400円、子ども(12歳未満)1300円
・公式サイトURL: http://www.spaworld.co.jp/
スパワールド世界の大温泉のバリアフリー情報
同性の介護者が同伴であれば、車イスの方もご利用いただけます。その際は介護者の入館料も頂戴しております。
電動車椅子の場合は手動に切り替えをお願いしております。浴室内では車イスはご利用できませんので、ご了承ください。
(引用:スパワールド世界の大温泉)
10.天王寺動物園
天王寺動物園は、1915年(大正4年)に日本で3番目の動物園として開園しました。
11ヘクタールの動物園には、ゾウやライオン、チンパンジーをはじめ、ニュージーランドの国鳥であるキウイや雪猫、人気のコアラなど、天王寺動物園でしか見ることのできない約230種900頭以上の動物が飼育されています。
また、現在は、動物の生息環境をできるだけ再現し、そこに生息する動物を紹介する「生態的展示」も行われているので、家族連れで訪れるのにもおすすめです。
土日には、飼育員による講演会や動物園長による動物講演会も開催されています。
東京の上野動物園に次ぐ日本第2位の規模を誇る動物園です。
200種約900頭の動物が暮らしています。また、様々な期間限定イベントも開催されているので、事前にチェックしておきましょう。
天王寺動物園
・住所: 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-108
・アクセス: 地下鉄堺筋線「動物園前駅」より徒歩5分
・営業時間: 9:30~17:00
・定休日: 無休
・電話番号: 06-6771-8401・料金: 大人500円、小中学生200円
・公式サイトURL: http://www.jazga.or.jp/tennoji/
天王寺動物園のバリアフリー情報
バリアフリーコースあり
(引用:天王寺動物園)
新世界まとめ
大阪のシンボルタワー「通天閣」。
見ているだけで元気が出てくる不思議な存在です。
その下に広がる繁華街も、一日中元気で活気に満ちています 訪れる人を笑顔にしてくれます。
最近元気がなくて落ち込んでいる人は、ここに来て元気を分けてもらいましょう。
新世界は串カツだけではありません。一度来れば、その良さがわかります。