人気のおすすめご当地グルメTOP10。日本全国から厳選。
北海道 宇都宮 山梨県 帯広 栃木県 甲府 青森県 静岡県 黒石 グルメ公開日 : 2020年08月25日 | [更新日] 2024年12月01日
旅の醍醐味といえば、ご当地グルメですよね。
日本には美味しいご当地グルメがたくさんあります。
食べたいものを基準に旅行先を決めるのも楽しいと思いませんか?
今回の記事では、日本全国から厳選した人気のご当地グルメを見ていきましょう。
1.富士宮やきそば (静岡県富士宮市)
一見、普通の焼きそばのように見えますが、一口食べてみると、麺のコシと粘りの強さに驚く。
それもそのはず、富士宮焼きそばの麺には工夫があります。
通常の焼きそばは、小麦粉と水を練って蒸してから茹でますが、富士宮の麺は、蒸してから冷まして油をまぶしています。
そのため、水っぽさが少なく、もちもちとした食感になっています。
この麺に一工夫を加えたのが「肉かす」。これは豚の背脂の食べかすを揚げたもので、全体の味にコクが出ています。
イワシやサバの削り節などのトッピングが、この焼きそばの個性をさらに引き立てています。
「富士宮焼きそば」を全国に広めるきっかけとなった “ご当地グルメブーム “は、今や知らない人はいないと言っても過言ではないほどの知名度を誇っていますね。
意外にも歴史は長く、終戦直後から「ご当地の味」として地元で食べられてきたんだそう。一度だけではなく何度も食べたくなる味です。
富士宮やきそば (静岡県富士宮市)
・公式サイトURL: http://www.umya-yakisoba.com/
2.室蘭やきとり (北海道室蘭市)
豚肉と玉ねぎを串に刺してタレにつけ、西洋からしをたっぷりかけて食べる「変則的な焼き鳥」が「室蘭やきとり」です。
豚肉と書いておりますが、間違いではありません、豚肉なのに焼き鳥なのです。
戦時中、この地では軍靴用の豚皮を作るために養豚が盛んに行われていましたが、その残肉を無駄にせずに活用しようとメニューが考案されました。
地元に根付き、地場産業を支える労働者のお腹を満たしてきた一品です。
居酒屋でも多く出されており、お酒を飲んだ後の夜のお楽しみにもぴったりの一品です。
室蘭やきとり (北海道室蘭市)
3.帯広豚丼 (北海道帯広市)
ここ帯広で提供されている「帯広豚丼」は、他とは一線を画しています。
全国的にも有名な十勝産の柔らかい豚肉をふんだんに使用しており、北海道でしか作れない特別な豚丼に仕上がっています。
豚肉を砂糖醤油をベースにした甘辛いタレで焼いたもので、ご飯との相性はもちろん、お肉との相性も抜群で、この特製十勝産の豚肉をたっぷりと使った丼ぶりをたっぷりと堪能することができます。
専門店なども含めると、現在では200店舗以上のお店で帯広ぶた丼を楽しむことができるようになりました。
それぞれのお店の味を食べ比べてみるのも楽しいですよ。
帯広豚丼 (北海道帯広市)
・公式サイトURL: http://www.butadon.com/
4.冷たい肉そば (山形県河北町)
「冷たい肉そば」とは、なんというストレートなネーミングでしょうか。
鶏肉には程よい脂がのっていて、周りには氷が見えます。まさにこれからの暑い季節にぴったりの、たまらないですね。
「冷たい」といっても、冷たすぎると鶏肉の油脂分が固まってしまうので、冷たさはそこまで強くないかもしれませんが、常温に近い適度な冷たさが胃に優しく、食べごたえのある一品に仕上がっています。
出汁も鶏肉を使用したものは深みのあるコクのある味わいで、鶏肉に負けないように改良された独自の太麺を使用しているそうです。
サクサクとした歯ごたえのある鶏肉を使用しているので、人気のメニューなのにごちそう感が味わえます。
発祥は大正時代まで遡るそうで、歴史の深さを感じさせる郷土料理でもあります。
5.黒石つゆやきそば (青森県黒石市)
出てくる丼を前にして、「焼きそば」なのか?「スープ麺」なのか?と疑問に思われるかもしれません。
和風出汁のソース焼きそば。そして目玉焼きがトッピングされております。
なんという奇想天外な発想と思われるかもしれませんが、これがまた美味しいんですよ。
一言では言い表せない、不思議で独特の味ですが、また食べたくなる味です。
発祥は1960年代にさかのぼりますが、学校帰りの中学生の空腹を満たすために、ある店がスープのタレをかけた焼きそばを出し始めたのが始まりとされています。
学校帰りの中学生の空腹を満たすために始まったと言われています。汁そば」なのか「焼きそば」なのか? それが問題ですね。
黒石つゆやきそば (青森県黒石市)
・公式サイトURL: http://www.kuroishiyakisoba.com/
6.宇都宮餃子 (宇都宮市)
宇都宮といえば誰もが「餃子」を連想するほど全国的に定着したご当地グルメ「宇都宮餃子」。
宇都宮市内には、この餃子を取り扱っているお店が約200店舗あります。
なぜ宇都宮の餃子が身近にあるのかというと、戦後、中国からの引き揚げ者が本場の餃子を市内に持ち込んだからです。
その結果、餃子は地元の人たちの日常的な食べ物となり、「宇都宮には餃子屋が多い」というのは「宇都宮は餃子で有名」となっていったんだとか。
宇都宮餃子の定義とは、気になるところですが実際には、焼き方、茹で方、揚げ方、具材の微妙な違いなど、一様ではありません。
しかし、この地方では「肉やニンニクがほとんど入っていない」「白菜などの野菜中心の具材が入っている」などのレシピがある程度共通のようで、日本の他の地域と比べても安いと言われています。
いずれにしても、宇都宮の人々の誇りであることが最大の特徴です。
宇都宮餃子 (宇都宮市)
・公式サイトURL: http://www.gyozakai.com/
7.ひるぜん焼そば (岡山県真庭市)
ひるぜん焼きそばは、富士宮焼きそばと同じくらいの人気を博する焼きそばです。
味噌ベースのタレとジンギスカンソースの甘辛味が最大の特徴で、約50年前に作られたものです。
また、具材には蒜山高原で採れたキャベツや鶏肉を使用しており、この焼きそばならではの味に仕上がっています。焼きそばと鶏肉……ありそうでない組み合わせですが、とても新鮮です。
発祥はジンギスカン料理で肉や野菜を楽しんだ後、〆の麺として炊いたのが起源と言われています。
ひるぜん焼そば (岡山県真庭市)
・公式サイトURL: http://www.hiruzen.info/yakisoba/
8.今治焼豚玉子飯 (愛媛県今治市)
タオルの産地として全国的に知られる今治市にある「今治焼豚玉子飯」。
もともとは中華料理店のまかないだったんだそう。と
基本的なレシピは、ご飯の山の上に薄くスライスしたチャーシュー(または茹で豚)をのせ、半熟の目玉焼きをのせ、ローストポークのタレをかけて食べるというもの。
「B-1グランプリin鳥取」では初優勝を果たしており、このパワフルでハートフルな名物料理で今後のさらなる飛躍が期待されます。
親近感のある家庭的な一品でなので、今治を訪れた際にはぜひ。
今治焼豚玉子飯 (愛媛県今治市)
・公式サイトURL: http://i-ytm.com/
2.甲府鳥もつ煮 (甲府市)
このボリュームは見ているだけで食欲をそそられますね。
新鮮な鶏モツの調理法ならではの、濃厚ながらも驚くほどさっぱりとした後味は、やみつきになる美味しさです。
甘辛いタレはご飯との相性も抜群です。タレにまみれたモツの旨味がしっとりとしていて、とても美味しいです。砂肝のパリッとしたアクセントと、レバーの柔らかくて深みのある食感。
肉の様々な部位が溶け合って、独特の味を作り出しています。
普段は捨てられがちだった鶏肉の部位をどうにかして再利用しようと、市内の蕎麦屋さんが考案したのが1950年頃。
これも短期間では実現できない深い歴史を持つ逸品です。
現在では市内の100軒近くの飲食店で提供されており、地元では人気メニューとなっています。
甲府鳥もつ煮 (甲府市)
・公式サイトURL: http://www7b.biglobe.ne.jp/~torimotsu/toriatsukaiten.htm
10.タコライス (沖縄県金武町)
今や全国のカフェやレストランのメニューでよく見かけるようになったタコライス。
驚いたことにそのルーツは沖縄にあり、さらにピンポイントで金武町が発祥のようです。
白いご飯の上にメキシコ発祥のスパイシーな「タコス」という具材をのせたこの食べ物は、今から30年以上前、沖縄の基地に駐留していた米兵の飽くなき空腹を満たすために発明したと言われています。
今では国民食となったタコライスですが、発祥の地で食べる「タコライス」はやはり格別。
金武町の飲食店で一度は食べてみてはいかがでしょうか。
タコライス (沖縄県金武町)
・公式サイトURL: http://www.kin.cc/