現地スタッフが推薦!豊田市美術館で近現代美術に触れよう。
愛知県 観光公開日 : 2020年11月07日 | [更新日] 2024年12月01日
こんにちは!
地元出身のわたしが、国内外の近現代美術を中心にコレクションしている豊田市美術館の魅力をご紹介します!
1.豊田市美術館の概要
豊田市美術館は、国内外の近現代美術を中心とした公立美術館です。
市内を一望できるこの美術館は、世界的建築家の谷口吉生氏が設計し、1995年11月に開館しました。
ミニマルでモダンな建物は、谷口氏の代表作と言われています。
谷口氏は「一人一人が作品と向き合うことで、作品との関係性を確立できる場を提供することが美術館の最大の使命」と語っています。
館内には展示室のほか、講堂、図書館、レストラン、ミュージアムショップなどがあります。
豊田市美術館は、かつての七州城(別名:挙母城)跡地の一角にあります。
かつてはここにお城があったため、眺望は抜群です。現代アートやデザインを鑑賞し、楽しむことができる美術館には、有名な漆芸家・高橋節郎の作品も展示されている「節郎美術館」もあります。
2016年にはバリアフリーの改修工事も修了したため、現在はご高齢の方でも行きやすくなっております。
2.豊田市美術館の展示作品
ウィーン分離派やバウハウスの作家の作品をはじめ、ヨーロッパの戦後美術、1990年代の国内現代美術など、絵画、写真、工芸品、彫刻、オブジェ、家具など多岐に渡る作品を所蔵しています。
常設コレクションのほか、ユニークな特別展も多数開催しています。
岸田劉生、藤田嗣治、河合寛次郎、草間彌生などの日本の作家の作品をはじめ、ヘンリー・ムーア、グスタフ・クリムト、エゴン・シーレ、サルバドール・ダリ、フランシス・ベーコンなどの有名な外国人作家の作品を収蔵しています。
これほど大規模な施設で現代アートを見られる場所はなかなかありません。
豊田市美術館のような大きな施設に行って、貴重で考えさせられる、遊び心のあるアートを見るのはワクワクしますよね。
20世紀の美術から始まり、リアルタイムの現代美術まで、立体的な展示はとても見応えがあります。
美術館の外観や全体的に自然の風景に溶け込んでいて、気持ちがいいです。一見する価値のある建物です。
3.ミュージアムショップ&レストラン
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作品を鑑賞した後は、ミュージアムショップやレストランにも足を運びたくなります。
食事をしたり、ポストカードや関連書籍を購入したり、美術館で見たアートの余韻に浸ることができます。
アートというと堅苦しいものというイメージを持って来館される方も多いと思いますが、ここはとてもカジュアルとてもカジュアルな美術館だと思います。
明るくて広々としていて、ユニークなイベントもたくさん開催されています。
美術館の敷地の西側には「童子苑」というお茶屋さんがあり、おやつ付きで四季折々の草花を楽しむことができます。
また、街並みを一望できるレストランや、展示されている作品をシェアするグッズを購入できるショップもあります。
ミュージアムショップ
ミュージアムショップでは、アート関連の書籍やデザイングッズを1,500点以上取り揃えています。
おすすめは、クリムトコレクションの作品をモチーフにした「クリムトサブレ」です!ぜひお土産にどうぞ。
豊田市美術館の基本情報
・住所: 愛知県豊田市小坂本町8丁目5番地1
・営業時間: 10:00~17:30(入場は17:00まで)
・定休日: 月曜日**
・電話番号:0565-34-6610
・常設展観覧料:一般300円、高校・大学生200円、中学生以下無料
・公式サイトURL: http://www.museum.toyota.aichi.jp/home.php
豊田市美術館のバリアフリー観光情報
・多目的トイレ3か所
・エレベーター(車いす対応)1基
・障害者用駐車場5台(普通車255台)
・車いす貸出5台、ベビーカー貸出2台、他
(引用:おもてなし愛知観光バリアフリー情報ポータルサイト)