香川「直島」の観光スポットまとめ。島のいたるところにアート作品!
香川県 観光公開日 : 2020年09月24日 | [更新日] 2025年03月01日
島の自然と昔ながらの町並みに現代アートが見事に融合した直島。
島のシンボルである黄色いカボチャを見たことがある人もいるのではないでしょうか。
香川県の北部、瀬戸内海に位置する直島。直島といえば、島のいたるところにアート作品があることで有名です。
島の自然や街並みに溶け込む直島のアートは、今、世界中から注目されています。
「現代アートのメッカ」として各方面から注目されている直島の魅力をまとめてみました。
1.「直島」ってどこにあるの?
直島は香川県の北部に位置する瀬戸内海に浮かぶ島です。
島が小さいので自転車での移動も可能ですが、美術館などは高台に建てられているところもあるので、町営バスやシャトルバスを利用しての移動がおすすめです。
人口は約3,000人です。直島の南側には豊かな海岸線があり、瀬戸内国定公園に指定されています。
直島へ行くには、高松または宇野からフェリーに乗る必要があります。
直島のアートは3つのエリアに集中しています。1)本村エリア、2)宮之浦エリア、3)ベネッセハウス周辺の3つのエリアに集中しています。
2.見どころはシンボルの巨大オブジェ!
黄色いかぼちゃ
港から約40分、直島のシンボル、黄色いかぼちゃは、人間よりも大きくてがっしりしています。
背景は綺麗な海なので、写真を撮るにはもってこいの場所です。
赤かぼちゃ
もう一つの直島のシンボル、草間彌生さんが作った赤いかぼちゃ。港を出てすぐのところにあります。
こちらは中に入れるようにデザインされています。
3.現代アートに触れよう!
地中美術館(ベネッセハウス周辺)
地中美術館は、「自然と人間を考える場」として2004年に設立されました。
安藤忠雄氏の設計による建物には、クロード・モネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアなどの作品が常設展示されています。
直島の美しい景観を損なわないように建物の大部分を地下に埋設し、地下でありながらも自然光が降り注ぐように設計されているため、作品や空間の表情が日々変化していきます。
地中美術館の基本情報
・住所: 香川県香川郡直島町3449-1
・開館時間: [3月1日~9月30日] 10:00~18:00(最終入館17:00)
[10月1日~2月末日] 10:00~17:00(最終入館16:00)
・休館日: 月曜日(月曜日が祝祭日の場合は翌日)
・電話番号: 087-892-3755
・料金: 2,060円(15歳以下は無料)
・公式サイトURL: http://www.benesse-artsite.jp/chichu/index.html
地中美術館のバリアフリー観光情報
車椅子の貸し出し
地中美術館、李禹煥美術館、ベネッセハウス ミュージアムにおいては可能です。
ただし、地中美術館で2箇所、李禹煥美術館で1箇所、靴を脱いで入室していただくスペースがございます。
車椅子の台数に限りがございますので事前にご連絡ください。
各施設の連絡先は各施設ページの冒頭インフォメーション欄をご覧ください。
(引用:ベネッセアートサイト直島)
李禹煥美術館
国際的に活躍するアーティスト李禹煥と安藤忠雄のコラボレーションによる美術館で、安藤忠雄が設計した半地下の建物内にあります。
安藤忠雄が設計した半地下の建物の中には、1970年代から現在までの李禹煥の絵画や彫刻が展示されており、落ち着いた空間の中に躍動感が感じられます。
李禹煥美術館の基本情報
・住所: 香川県香川郡直島町字倉浦1390
・開館時間: [3月1日~9月30日] 10:00~18:00(最終入館17:30
[10月1日~2月末日] 10:00~17:00(最終入館16:30
・休館日: 月曜日(月曜日が祝祭日の場合は翌日)
・電話番号: 087-892-3754(福武財団)
・料金: 1,030円(15歳以下は無料)
・公式サイトURL: http://www.benesse-artsite.jp/lee-ufan/index.html
李禹煥美術館のバリアフリー観光情報
車椅子の貸し出し
地中美術館、李禹煥美術館、ベネッセハウス ミュージアムにおいては可能です。
ただし、地中美術館で2箇所、李禹煥美術館で1箇所、靴を脱いで入室していただくスペースがございます。
車椅子の台数に限りがございますので事前にご連絡ください。
各施設の連絡先は各施設ページの冒頭インフォメーション欄をご覧ください。
(引用:ベネッセアートサイト直島)
家プロジェクト(本村エリア)
本村地区で展開されているアートハウスプロジェクト。
宮島達郎の「角屋」(1998年)から始まったこのプロジェクトは、現在では「角屋」「南寺」「きんざ」「護王神社」「石橋」「碁会所」「はいしゃ」などがあり、一般に公開されています。
まだ人が住んでいる地域の空き家をリノベーションし、空間そのものが作品に生まれ変わっています。
家プロジェクトの一連の作品は、見学会に参加することで見ることができ、土日祝日限定で13時から。ガイドさんから建物や土地の歴史、制作時のエピソードなどの説明を聞くことができます。
家プロジェクトの基本情報
・住所: 香川県香川郡直島町本村地区
・開館時間: 10:00~16:30(※護王神社の本殿と拝殿は見学・参拝自由)
・休館日: 月曜日(月曜日が祝祭日の場合は翌日)
・電話番号: 087-892-3223(ベネッセハウス)
・料金: 共通チケット(「きんざ」を除く6軒を鑑賞)1,030円
ワンサイトチケット(「きんざ」を除く1軒のみを鑑賞)410円
※いづれも15歳以下は無料
・公式サイトURL: http://www.benesse-artsite.jp/arthouse/index.html
家プロジェクトのバリアフリー観光情報
(1)バリアフリーについて
古い建物を改修している等の事情から、バリアフリー対応になっていない場所がございます。あらかじめご了承ください。
お越しいただく際は可能な限りの入館サポートをいたしますので、施設へ直接ご相談ください。(2)車椅子等の貸出について
・車いす:本村ラウンジ&アーカイブで1台、貸し出しを行っています。予約はできません。
・筆談具:あります。
・多目的トイレ:家プロジェクト周辺の本村地区内に3か所あります。
・介助犬・盲導犬・聴導犬を同伴してご入館いただくことができます。
ベネッセハウスミュージアム(ベネッセハウス周辺)
「自然・建築・アートの共生」をコンセプトに、美術館とホテルが一体となった施設として1992年にオープンしました。
ミュージアム、オーバル、パーク、ビーチの4つの建物で構成されており、すべて安藤忠雄氏の設計によるものです。
美術館部分は外部に大きく開放されており、自然光がたっぷりと降り注ぎます。
作品は展示スペースに展示されているだけでなく、海岸線沿いや施設周辺の林の中にも点在しています。
ベネッセハウスミュージアムの基本情報
・住所: 香川県香川郡直島町琴弾地
・開館時間: 8:00~21:00(最終入館20:00)
・休館日: 無休
・電話番号: 087-892-3223
・料金: 1,030円(15歳以下は無料)
・公式サイトURL: http://www.benesse-artsite.jp/benessehouse-museum/index.html
ベネッセハウスのバリアフリー観光情報
車椅子の貸し出し
地中美術館、李禹煥美術館、ベネッセハウス ミュージアムにおいては可能です。
ただし、地中美術館で2箇所、李禹煥美術館で1箇所、靴を脱いで入室していただくスペースがございます。
車椅子の台数に限りがございますので事前にご連絡ください。
各施設の連絡先は各施設ページの冒頭インフォメーション欄をご覧ください。
(引用:ベネッセアートサイト直島)
ANDO MUSIUM
世界的建築家・安藤忠雄が、直島本村地区に残る築100年の古民家をリノベーション。
過去と現在、木とコンクリート、光と闇など対極的な要素が重なり合い、小さいながらも安藤忠雄の建築的要素を包み込むような空間を作り出しています。
ANDO MUSIUMの基本情報
・住所: 香川県香川郡直島町736-2
・開館時間: 10:00~16:30(最終入館16:00)
・休館日: 月曜日(月曜日が祝祭日の場合は翌日)
・電話番号: 087-892-3754(福武財団)
・料金: 510円(15歳以下は無料)
・公式サイトURL: http://www.benesse-artsite.jp/ando-museum/index.html
ANDO MUSIUMのバリアフリー観光情報
(1)バリアフリーについて
古い建物を改修している等の事情から、バリアフリー対応になっていない場所がございます。あらかじめご了承ください。
お越しいただく際は可能な限りの入館サポートをいたしますので、施設へ直接ご相談ください。(2)車椅子等の貸出について
・車いす:本村ラウンジ&アーカイブで1台、貸し出しを行っています。予約はできません。
・筆談具:あります。
・多目的トイレ:家プロジェクト周辺の本村地区内に3か所あります。
・介助犬・盲導犬・聴導犬を同伴してご入館いただくことができます。
(引用:ANDO MUSIUM)
直島銭湯(宮ノ浦エリア)
大竹伸朗さんが、この空間アートの生みの親。
浴場は、アートを見るだけでなく、入浴したり、島民との交流の場にもなっています。
浴場の入り口ではオリジナルグッズやお風呂セットが販売されており、手ぶらで来た人もお風呂とアートを楽しむことができます。
直島銭湯 I♡湯の基本情報
・住所: 香川県香川郡直島町2252-2
・営業時間: 平日14:00~21:00 / 土日祝10:00~21:00
・休業日: 月曜日(月曜日が祝祭日の場合は翌日)
・電話番号: 087-892-2626(NPO法人 直島町観光協会 受付時間:8:30~18:00)
・料金: 510円(15歳以下は210円。3歳未満は無料)
・公式サイトURL: http://www.benesse-artsite.jp/naoshimasento/index.html
直島銭湯 I♡湯のバリアフリー観光情報
お身体の不自由なお客様へ
(1)バリアフリーについて
施設の特性上、バリアフリー対応になっていない場所がございます。あらかじめご了承ください。
お越しいただく際は可能な限りの入館サポートをいたしますので、施設へ直接ご相談ください。(2)車椅子等の貸出について
・車いす:貸し出しはございません。
・筆談具:あります。
・多目的トイレ:ございません。
(引用:直島銭湯 I♡湯)
4.島の名物はこれ!
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直島マカロン
今や直島のシンボルとなった草間彌生のかぼちゃをモチーフに焼き上げ。
特徴的な形が人気で、そのかわいらしさからお土産にも最適ですよ。
マカロンは宮之浦港の駅「なおしま」で購入できます。
5.直島への行き方
四国から来る場合は、香川県の高松港(高松市)から行くことができます。
本州からの場合は、岡山県宇野港(玉野市)からフェリーや旅客船で行くのが一般的です。
[宇野港から]
フェリー(宮之浦港行き)と小型客船(宮之浦港・本村港行き)があります。
所要時間は約15~20分です。
[高松港から]
フェリー(宮之浦港行き)があります。所要時間は約50~60分です。
宮之浦港への最終便はフェリーではなく、小型高速旅客船です。
直島まとめ
アートの聖地・直島には、個性的な美術館やアート作品が点在しています。
たまには休日にアートに浸りに出かけるのもいいですね!